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23歳のサンチェスが台頭。ヤンキースは 変われるか?~長年の主力を放出し、 有望株に一気にシフト。~

2016/09/09

 常勝を義務付けられる盟主ヤンキースが、今季途中に大胆かつ異例とも言える改革に着手し、着実な結果を残し始めた。その象徴的な存在が、ゲーリー・サンチェス捕手だ。8月3日にメジャーへ昇格して以来、先発で起用され始めると、10日のレッドソックス戦で初本塁打を含む4安打。16日のブルージェイズ戦では2アーチを放つなど、驚異的なペースで本塁打を量産し始めた。同27日のオリオールズ戦では、MLB史上最速となるデビュー通算23試合目で11本目の本塁打を放った。それでも、23歳のサンチェスは、極めて冷静だった。

「マイナー時代と同じルーティンをメジャーでも繰り返しているだけ。それがいい結果につながっているんだ」

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photograph by Getty Images

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