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【動画】坂本花織と表彰式で‟ハグ”「世界一と評価される理由がわかった」伊藤みどりが語るNHK杯女子の戦い「やっぱり滑りたいなあ…」《レジェンドからのエール①》
選手たちへの熱い思いをこめた動画インタビューを全3回に分けてお届けします。聞き手は数々のスケーターを長年取材し、伊藤みどりさんとの親交も深いライター野口美惠さんです。《五輪女子代表3枠、五輪男子代表3枠の行方について伊藤みどりさんが語ったインタビュー動画も後日公開予定です。併せてご覧ください》
「プレゼンターをさせていただいたのは初めてでした」と伊藤さん。日本人初の世界選手権女王、そして五輪メダリストとしてスケート界のレジェンド的存在の伊藤さんだが、意外にも表彰式でのプレゼンターを務めたのは初だという。

「氷の上であらためて君が代を聞くと、自分が試合に出ていた頃のことが走馬灯のように蘇り、思わず自分でも歌いたくなりました。良い経験をさせてもらえたなという思いと同時に、どこかに『やっぱり滑りたいなあ』という気持ちがふと蘇りました」
アダルトスケーターとして、56歳となった今でも試合に挑戦し続けている伊藤さんらしい感想。優勝した坂本花織にメダルをかけたあと、しっかりとハグをする姿に、世代を超えた絆が感じられた。

NHK杯での優勝回数を尋ねると「知りません」とひとこと。9大会連続表彰台、6回の優勝という金字塔を打ち立てた本人は、その偉業を数では計っていないことが伝わってきた。
坂本花織は「スケーティングスキルが全然違いました」
NHK杯女子を観戦した感想については、「坂本さんが世界一と評価される理由がわかった」という。これまでの試合はスタンド席から観戦することが多かったが、プレゼンターを務めた今回は、ジャッジ席のすぐ後ろのVIP席で観戦した。
「スケーティングスキルが全然違いました。あのスピード感のなかで、そこに技が入り、ディープエッジを見せられることで、あれだけの得点が出て、優勝する。彼女が持っているものを出せれば、得点が上がるなと感じました」

2位になったソフィア・サモデルキナ(カザフスタン)や、3位になったルナ・ヘンドリックス(ベルギー)らの演技にも感動した伊藤さん。国内外の選手と写真を撮ったり、直接励ましの言葉を送ったりと、五輪シーズンに挑む選手たちにエールを送る大会となった様子だった。

伊藤さんにとって思い入れの深いNHK杯だけに、選手への言葉1つ1つに愛があふれるインタビュー。動画では以下のことについても触れています。
- 伊藤みどり史上最高のトリプルアクセルはNHK杯
- ジャッジと近い目線の高さに感動
- ルナ・ヘンドリックスは自信がついてきた
- ソフィア・サモデルキナは"手上げ"ジャンプに安定感
- 五輪シーズンのNHK杯の意味
- 選手と写真撮影、交流を通してのエール
伊藤さんがNHK杯生観戦で感じた、さまざまな思いがあふれるインタビュー。ぜひご覧ください。(11月8日、インタビュー)
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