「まずは今後何を目指していくかゆっくり考えたい。まだ引退という決断には至っていない」
浅田真央が5月中旬、1年間の休養を宣言した。他にも鈴木明子、安藤美姫の引退で、日本女子のトップ3がこぞって抜ける。浅田自身は、復帰も示唆しているが、次の五輪まで“マオ頼み”という訳にはいかない。フィギュア大国ニッポンの看板をどう受け継ぐか、日本スケート連盟は新たな正念場を迎えた。
連盟がこれまで行なってきた強化策は、2つ段階がある。まずは埋もれた才能を見つける「選手発掘」。そして、才能ある選手を世界トップへと磨きあげる「選手強化」だ。
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photograph by AFLO