久しぶりにノアの試合が盛り上がったのを見た。さる5月17日、後楽園ホールで開かれた“方舟のカリスマ”KENTAの壮行試合のことである。リングと観客席がひとつとなり、昨年5月に東京・日本武道館で行なわれた“不滅の王者”小橋建太の引退興行以来の熱狂ぶりだった。
KENTAは4月30日、丸藤正道副社長同席のもと、ノアとの専属契約終了、円満退団を発表。「今年33歳となり、環境を変えて新しいことに挑戦するのは今しかない」とかねてから抱いていた海外チャレンジへの意気込みをにじませた。
これをうけてのKENTA、丸藤組×中嶋勝彦、杉浦貴組のタッグマッチは、「プロレスの聖地」がKENTAコールと黄色のテープ一色に染まった。
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photograph by NIKKAN SPORTS