プロアスリートは、結果を出すことが仕事だ。しかしそれができない選手はどうなるのか。大舞台で勝負ができなくなる、世間からも置き去りにされる、というシビアな世界だ。成し遂げた功績が大きな選手であるほど、そのギャップは激しい。
プロの中でも、最も辛い歩みだったのではないかと感じる選手がいる。
女子マラソンの野口みずき選手だ。
アテネ五輪で金メダル、翌年のベルリンマラソンでは日本新記録で優勝。'07年の東京国際女子マラソンでも優勝と、まさにトップランナーだった。しかし、その走りが北京五輪前に止まった。
「勝つだけではなくタイムも狙いたい!」
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by AFLO