サハラマラソン挑戦記BACK NUMBER

吹雪と雷鳴の砂丘で地獄の合宿……。
大地震の「被災地支援」も始めました。 

text by

松山貴史

松山貴史Takashi Matsuyama

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photograph byKayoko Yoshimatsu

posted2011/03/18 06:01

吹雪と雷鳴の砂丘で地獄の合宿……。大地震の「被災地支援」も始めました。<Number Web> photograph by Kayoko Yoshimatsu

鳥取砂丘をよじ登ります……砂に足がめり込みまったく進まない!!! 人間アリ地獄か!

 前回紹介したプロモーション・ビデオは自分が通う東京外大の先生が撮ってくれた。

(上)PV撮影のために山手線と併走。もちろん練習を兼ねてます (下)左端が撮影をしてくれたポール先生です。撮影にはたくさんの人が協力してくれました

 英語の授業で、今自分のチャレンジしていることを話す機会があったのだが、そこでネイティブの先生にひどく共感され、あっという間にPVを撮影してくれるまでに至った。彼の名前はPaul Del Rosario。英語の先生とショートムービー製作、どちらが本業なのかはわからないのだが(本人も長い説明が必要だと言っている)、とにかくいい先生だ。

 ザックを担いで山手線一周走ったバージョンもあるので、こちらもご覧下さい。

 この撮影では、途中で迷子になった故、約50kmも走りました。都内で迷っていて、目印のないサハラ砂漠をちゃんと走れるのか、という不安もあるが……。

 ザックを購入して以降は、毎日それを背負って練習してきた。皇居や護国寺周辺、明治通り……色々なところを走った。明治通りでは「サハラマラソンの松山くんですか」と突然話しかけられた。とうとうこのコラム読者の方に声を掛けられるまでになったのだ。しかし、よく考えるとこんな大きなザックを背負って渋谷の街を走る人は他にいないだろう。

 膝の怪我が治って以降、約2カ月で700km走った。東京マラソンは抽選落ちしたので、ちょっとした力試しをしようということで、その翌週の目白ロードレースにエントリーすることに。5kmという短いレースだったので優勝を狙えると思い意気込んで走った。トップ集団でゴールしたものの、結果としては入賞すらできず。しかし、普段はザックを背負って走っているためか、「荷物無し」で走っていると浮いている感覚すら覚える。タイムは19分。なかなかいい感じで仕上がりつつある。

なんとアディダスのご厚意で鳥取砂丘合宿を敢行!

「あとは砂の上で走る練習だ!」ということで、海岸or砂丘合宿を敢行することにした。そうした折に、Twitter(@SaharaTakashi)の方で動きがあった。というのもadidas広報の方にこの『サハラマラソン挑戦記』が「面白い」とリツイートされたのだ! 直接連絡してみると、話がはずみ、商品の提供をしていただけることに。

 しかも、他にして欲しいことはないか尋ねられたので「砂丘で練習したいです」と伝えてみると、鳥取砂丘合宿を組んでくれることに。言ってみるもんですね。上から下までadidasで揃えると、まるでプロのようだ……。

 本当にありがとうございます!!

【次ページ】 合宿初日。吹雪の砂丘で迷子になり寒さにふるえる。

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