テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
大谷翔平、練習では135m特大弾もポストシーズンで続く不調…それでもドジャースWS3連覇への「壮大な前振りでは」長年追い続ける番記者が信じるワケ
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph byNaoyuki Yanagihara
posted2026/10/11 11:01
もっとも、長年取材してきた私自身も、大谷の全てを理解しているとは思わない。これだけの実績を残しても、どこまで進化するのか、まだ分からない。大谷翔平という選手の天井を、私たちはまだ見ていないのではないか。
過去2年、大谷は地区シリーズで苦しみながら、リーグ優勝決定シリーズで打撃を爆発させてきた。昨秋も地区シリーズでは18打数1安打。それでも次のシリーズではMVPに輝いた。
今の不振は、壮大な前振りなのでは
次の相手はレギュラーシーズンでメジャー最高勝率を記録したブルワーズ。昨年は4連勝で退けたが、今年も同じ展開になる保証はない。ただ、ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースにとって、最高の舞台が整った。
13年間追いかけてきても、なお想像を超える姿を見せてくれる。大谷翔平の凄さは底が知れない。ひいき目でも、長年取材してきたからこその願望でもない。こんなことを先に書いてしまえば、ドラマとしての面白さは薄れるのかもしれない。それでも、あえて書き残しておきたい。今の不振さえも、試合を決定づける一振りへの壮大な前振りに思えてならない。〈つづく〉
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