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「3連覇を逃すとしたら…」ドジャース優勝を阻む最悪のシナリオをNHK解説者が指摘…それでも山本由伸が“切り札”となる納得の理由

posted2026/10/12 06:02

 
「3連覇を逃すとしたら…」ドジャース優勝を阻む最悪のシナリオをNHK解説者が指摘…それでも山本由伸が“切り札”となる納得の理由<Number Web> photograph by Daniel Shirey/Getty Images

NHK解説者の武田一浩氏がドジャース優勝の「切り札」になると見ている山本由伸

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遠藤修哉

遠藤修哉Naoya Endo

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Daniel Shirey/Getty Images

ドジャースはブレーブスとの地区シリーズを3勝1敗で制し、ナ・リーグ優勝決定シリーズに進出した。山本由伸ら先発陣が力を発揮する一方、救援陣には不安も残る。ブリュワーズ戦、さらにはワールドシリーズを見据え、短期決戦をどう勝ち抜くのか。大谷翔平の打撃の現状も含め、NHK野球解説者の武田一浩氏に聞いた。

ポストシーズン常連チームのメンタル

「はっきり言って、『通常通り強かった』」

 ドジャースの地区シリーズでの戦いについて尋ねると、武田氏はそう切り出した。シーズン中は選手起用や戦い方に不安定な面もあったが、地区シリーズでは本来の強さを見せた。武田氏はその理由をこう解説する。

「ドジャースは、シーズンを120勝するとか、圧倒的に勝とうなどと考えていない。『10月に全員健康でいよう』という考え方が浸透している。9月の頭ぐらいから、不調だったり、故障を抱えた選手が徐々に揃い始めて、9月の終わりにはほぼ万全となる。そして、『じゃあ10月やりましょう』っていうような意識。これがポストシーズン常連チームのメンタルと言っていい」

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 最も重要な時期に力を発揮する――その最たる例が、投手陣の柱、山本由伸だ。地区シリーズ第3戦では、ブレーブス相手に7回1失点、10奪三振。4回に打線が奪った3点を生かし、3対1の勝利に導いた。

 現地中継によれば、3点以上の援護を受けた試合での山本の通算成績は、ポストシーズンを含め34勝0敗。あくまで山本個人の勝敗だが、その安定感を物語る数字だ。

 だが武田氏が評価しているのは、そうした結果だけではない。

「山本はアメリカに行く前よりも球の質がはるかに良くなっている。全ての球種がメジャーでも一級品だ。コントロールもいい。同じフォーム、同じトップの位置から、同じ軌道で多彩な変化球を投げ分ける。そしてどの球種も勝負球になる。メジャーリーガーを含め、すべての投手が理想とするような“万能なピッチャー”だ」

 地区シリーズでは、ブレーブスの主軸、アクーニャへの内角攻めも印象的だった。強打者相手にも厳しいコースに投げ切れる制球力が、山本の武器になっている。

ブリュワーズ戦は事実上の世界一決定戦

 今日から始まるブリュワーズとの戦いは容易ではない。武田氏は、リーグ優勝決定シリーズこそ大きな関門になると見る。

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