テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
“86打席ホームランなし”大谷翔平は「少し焦っているのかも」「一番大事なのは…」ロバーツ監督が語った現状…ドジャースWS3連覇へどんな状態なのか
posted2026/10/02 12:00
2026年レギュラーシーズン最終戦での大谷翔平。ポストシーズンに打棒完全復活となるか
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph by
Kavin Mistry/Getty Images
監督が語る大谷翔平の「焦り」
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は26日の試合後、この日の大谷翔平の打撃について「今日は追いかける球が少し多かったと思う」と認め、「安打を打ちたい、スイングを取り戻したいという気持ちで、少し焦っているのかもしれない」と話した。
一方で「健康面の問題だとは思っていない。痛がるような様子も見えないし、バットスピードも変わっていない」と故障の影響は否定した。
実戦から離れていた影響ではないかとの質問には「そうだと思う」と答えた。
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迎えた27日のレギュラーシーズン最終戦。初回、大谷は初球から積極的に振って一ゴロ。3回には右寄りに敷かれた内野シフトの逆を突いて左前打を放った。5回の二ゴロも打球速度106マイル(約170.6キロ)。右上腕二頭筋の炎症から復帰後では2番目に速い打球だった。
それでも、待望の本塁打は最後まで出なかった。
復帰後5試合は21打数5安打1打点、8三振。シーズン18試合、86打席連続ノーアーチは、ともに移籍後自己ワーストとなった。
試合を終え、報道陣にクラブハウスが開放された。そこで球団広報から告げられたのは「No Sho」。大谷の取材対応はない、という意味だ。復帰後の5試合で一度も囲み取材に応じることなく、最後に話を聞いたのは右上腕二頭筋の炎症でIL入りする前日の9月7日だった。
大谷が今、言葉にしない本当の理由
聞いてみたいことは、一つではなかった。打球のひと伸びを本人はどう感じているのか。ストライクゾーンの見え方に違いはあるのか。なぜネクストバッターズサークルでバットを振る回数が減ったのか。そして、右腕を含めた体の状態はどうなのか。答えを聞けないまま、レギュラーシーズンが終わった。
できることなら聞いてみたい。ただ、“大谷番”として13年間取材してきて、今はまだ言葉にしたくない時なのだろう、とも思う。

