熱狂とカオス!魅惑の南米直送便BACK NUMBER
「最大の収穫」松木玖生だけでない…ブラジル人記者が南米相手の連勝で絶賛した“日本代表の常連”は誰か「ほぼミスなし」「最終ラインの中心だ」
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沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/10/01 06:47
日本代表デビューのウルグアイ戦でゴールをあげた松木玖生
「多くの選手がからんだパス回しからチャンスを作った。上田のシュートも秀逸。若手に代わって入った代表の常連たちが、実力を発揮した」
――その後、ベネズエラは守備的になり、日本が優勢。後半26分にMF堂安律、MF中村敬斗らを投入してさらに攻勢を強めた。後半36分には田中聡の代わりに初招集の谷村海那がピッチに立った。大学卒業後、JFL、J3、J2、としてJ1とすべてのカテゴリーを経験し、28歳にして代表に辿り着いた異色の選手です。
「僕も、彼の代表でのプレーを楽しみにしていた。当然、上田と2トップを形成すると思ったんだけど……」
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——谷村が入った直後、CB渡辺剛が故障してプレーが続行不能に。この時点で日本はハーフタイムを除く3回の選手交代を行なっており、規定で渡辺の代わりにDFを入れることができない。このため最終盤の9分間とアディショナルタイムを10人でプレーすることとなった。
「熊坂の故障は想定外だったし、初招集の谷村をどうしてもピッチに立たせたくて終盤に起用したわけだから、森保監督は責められない」
PKシーン…久保はすぐに察したね
――図らずも、日本は数的不利でありながらもゴールが欲しい、という状況をトレーニングする機会を得た。
「そういうことだね」
――後半アディショナルタイム、一度はベネズエラにPKが与えられたが、VARが発動された結果、その前に久保が敵陣ペナルティエリア内でファウルを受けていたとして日本にPKが与えられた。
「こういう状況は、極めて珍しい。日本は運が良かった」
――日本がもらったPKは、MF久保建英がレアル・ソシエダのチームメイトであるMFヤンヘル・エレーラに足を踏まれた、と判定されたもの。
「エレーラが久保の足を踏んだのは確かで、久保もそれを察してすぐに倒れた」
この試合で最も評価するのは誰?
――試合後、久保は「エレーラが絶対に足を出してくると思っていて、読み通りでした」と語り、PKを誘発する意図があったことを示唆している。その一方で「(自分がいつもプレーしている)スペインの基準では微妙」とも打ち明けている。
「久保が賢かったわけだけど、VARがない時代だったらPKはもらえなかったはず。日本はVARと主審の判断にも感謝すべきだろうね。CB鈴木淳之介は、スライディングタックルでベネズエラ選手を倒していた。あのプレーだけ見たら、間違いなくPKだった」
――試合後、ベネズエラの選手と監督は激怒していた。監督は「審判の判定には、どうしても納得がいかないものがありました」と語っていた。

