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授業料免除は「1学年2人だけ」でも…“今季絶好調”早大駅伝チームが「企業スポンサー」に期待する切実なワケは? 前総長は「アメリカとは全く別物」
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生島淳Jun Ikushima
photograph byNumberWeb
posted2026/09/28 06:03
今シーズンから2社のスポンサーロゴを掲示する早稲田大学駅伝チーム。おカネの面から見る名門の現在地とは?
早稲田といえば、オリンピックの金メダリスト第1号である三段跳の織田幹雄を生み、戦後も釜本邦茂、岡田武史、瀬古利彦、岡田彰布、青木宣親、五郎丸歩といった日本のスポーツ史を彩る人材を輩出してきただけに、交通費程度というのはちょっと寂しい気もする。
学生アスリートは「俳優やタレントではない」
3億3000万という予算は授業料などの収入から賄われるものであり、その使い方の根本にあるのは学生の「機会均等」を保障するものだ。田中前総長は、こう説明する。
「早稲田大学には(1学年に)学部生8900人がおりまして、大学全体で見ますと3万9000人の学生がおります。そのなかで競技スポーツセンター(※いわゆる体育会)に在籍している学生は2700名ほどで、全体の7%から8%にあたります」
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なるほど、大学の予算配分としては特定の運動部に肩入れするのではなく、他の一般学生にも公平に分配しようという意図である。至極当然の話だと思う。
加えて、「学生アスリートは俳優やタレントではありませんので、個人ではなく、部全体への支援がふさわしいと考えております」と話し、学生にとっての機会均等を強調した。
ただし大学の予算ではなく、野球部、競走部長距離ブロック、ラグビー部については寄付によって奨学金を用意していると田中前総長は話した。
「一口1万円で寄付をお願いしておりまして、この3つの部については1学年2人、4年間の授業料に相当する奨学金を出しております」

