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「心の引っ掛かりはありました」仙台育英“初の女性部員”が明かした甲子園フィーバーの裏側…それでも「やらない後悔の方が絶対に大きい」描く未来図
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田口元義Genki Taguchi
photograph by(L)Hideki Sugiyama / (R)Shiro Miyake
posted2026/10/01 11:07
今夏の甲子園でさまざまな話題を呼んだ仙台育英「初の女子部員」である星よつはさん。彼女が高校野球生活で感じたリアルとは
「『初めて』という存在だからこそ、世間や周りの方々にいい印象を持ってもらうことで、自分のような人たちが増えていってほしいです。性別関係なく、実力で評価される社会にどんどんなってほしいです」
道は示してきたつもりだ。しかし人間とは、一歩目を踏み出すまでに相当な葛藤がある。
本当にその選択が正しいのか。他に違う道があるんじゃないか。そもそも、別にやらなくてもいいんじゃないか? どうしても「やらなかった自分」を正当化しがちになる。
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だからこそ、星は声を上げるのだ。
絶対に後悔するよ、と。
挑戦を経ての想いは…「やらない後悔のほうが絶対に大きい」
「私のこの短い人生経験でも思うんです。『やらない後悔のほうが絶対に大きいな』って。挑戦しなかったら『何もしなかった事実』しか残らないじゃないですか。目標に近道はないというか、失敗したり、うまくいかなかったりすることも多いし。でも、そこで頑張ることで『次はこうしてみよう』とか新たな発見があったり、困ったら助けてくれる、手を差し伸べてくれたりする人が必ずいるんで。小さな好奇心でも、はじめの一歩を踏み出すことがすごく大切なのかなって思います」
星は将来について、「本当に自分でも困るくらい、やりたいことが見つかってないんですよ」と、模索するような仕草を見せる。
だから、そのための一歩を踏み出す。
大学進学を目指す星は、野球部でマネージャー業務を継続したいという。そのことで未来が開けると、今までの経験が訴えているからだ。
「大学では高校より責任感を問われたり、自分の色を発揮することが求められたりすると思うんで。社会に出ていくにあたって、また貴重な経験を積めると思っています」
挑戦するからこそ、挫折がある。挫折なき人生に、成長はない。
そんなことはわかってる。でも、みんなが挑戦できるわけじゃない――。
卑屈になりかけたときは、SNSで「星よつは」と検索してみるといい。
世間に様々な切り取られ方をされようと、ブレずに前を向く「仙台育英初の女子部員」に必ずたどり着く。そこにはきっと、「挑戦したい」と思えるだけの答えがある。

