テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
「ショウヘイは打った」「脚がよく動いていた」ロバーツ監督は評価した中で…大谷翔平の復帰直前、ドジャース陣営“驚きの言動”に驚き、戸惑った
posted2026/09/23 06:00
ILからの復帰を前に、大谷翔平がポストシーズンに向けて歩んだ復帰プロセスとは
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
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Ronaldo Bolanos,Los Angeles Times/Getty Images
大谷翔平の体は今、いったいどうなっているのだろう。左膝、右上腕二頭筋、首。シーズン終盤、大谷はいくつもの箇所に不安を抱えながら戦ってきた。関係者によれば、腰や右肘周辺にも違和感があるという。
二刀流を続ける上では、手術歴のある右肘の状態も常に気に掛かる。
右上腕二頭筋の炎症で負傷者リスト(IL)に入り、9月11~17日のマイアミ、シンシナティ遠征には同行せず、ロサンゼルスに残ってリハビリを続けた。
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いつから打てるのか。どのくらいの強度で振れるのか。走ることはできるのか。そして、いつ試合に戻れるのか。その「現在地」を追った3日間は、何とも不思議だった。
ロバーツ監督が明かした驚きの打撃練習
始まりは18日。午後3時40分頃、大谷がドジャースタジアムのクラブハウスに姿を見せた。遠征前以来、久しぶりに見る姿だった。その30分後に行われたデーブ・ロバーツ監督の試合前会見で、思わぬ言葉が飛び出した。
「今日、翔平は打った。コーチの球を打った」
少し驚いた。大谷が球場に来たのは、つい30分ほど前だったからだ。そこから着替え、体を温め、打撃練習に入ったのか。時間的に不可能ではないが、右腕を痛めている選手が、球場に着いてすぐにそこまで進めるのだろうか。
日本メディアの間にも、少し戸惑いがあった。
「コーチの球を打ったんですか?」
米メディアがもう一度確認した。
「そうだ」
ロバーツ監督は答えた。そこまで言われれば、さらに同じ質問を重ねるのも難しかった。
消えた打撃練習の真相を追う
ロバーツ監督の会見後、アーロン・ベイツ打撃コーチにも確認したかったが、試合前の慌ただしい時間帯でなかなか話を聞く機会がなかった。フリー打撃が終わったところでようやく声をかけると、「あとで戻ってくる」。ただ、その後もタイミングが合わず、結局この日は大谷が本当にコーチの球を打ったのか確認できなかった。

