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「変わりません。辞めます」女子カーリング吉村紗也香“18歳から意識した”五輪で悔しい結果でも…「子どもとの時間を優先したいんです」34歳の決断
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石川仁美(Number編集部)Hitomi Ishikawa
photograph byCarmen Mandato/Getty Images
posted2026/09/22 11:03
ミラノ・コルティナ五輪での吉村紗也香
「最後の一投を投げる前、『これが現役選手として最後の一投だ』という気持ちでした。優勝という結果で終わりたかったですが、準決勝に関しては自分のショットが決まっていればという場面が多かったのでとても悔しく、チームを勝利に導くことができなかった悔しさはもちろんあります。でも、その一方でやりきった感覚もありました。北海道銀行の選手には『頑張ってね』と、試合終了後に握手した時に伝えました」
――北海道銀行のメンバーは同郷の後輩です。どんな風に彼女たちを見つめていますか。
「本当に楽しみなチームです。まだ23、4歳ですが、安定感があって、チームとしての結束力も増しているチームだなと思います。拠点が同じ札幌なので、よく同じ時間に練習することもありました。強くなるためにストイックにいろんな事を突き詰めてやっているのを間近で見て感じていました」
胸がいっぱいになった五輪の光景
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――引退した今、改めてオリンピックはどんな場所だったか聞かせてください。
「16年かけてオリンピックの舞台に立ちましたが、一番印象に残っているのは、実は公式練習なんです。最初にアイスに立った時、目の前にオリンピックマークがあって、それだけで胸がいっぱいになりました。『やっとこの舞台に来れたんだ』って思いがこみあげてきたんです」
――吉村さんが最初にオリンピックを意識したのはいつでしょうか。
「高校生、18歳の時ですね。バンクーバーオリンピックの選考会に参加した時です。『もしかしたら』という思いがありました。でも、ジュニアに軸を置きながら、トップカテゴリーの試合に出ていたタイミングだったので思いはそこまで強くなかったと思います。でも、高校卒業後の進路を考えている時に、札幌国際大学から『カーリング部をつくるので来ませんか』と誘っていただいたのをきっかけに、本格的にオリンピックを目指そうという気持ちが生まれました。大学生の時にソチオリンピックの選考会に出たのをきっかけに、オリンピックに行きたいという思いは徐々に強くなっていったと思います」
子どもとの時間を作らない方が後悔するのでは
――吉村さんは今、まだ34歳です。カーリングは40代でプレーしている選手がたくさんいますし、辞めるにはもったいない気もします。

