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「変わりません。辞めます」女子カーリング吉村紗也香“18歳から意識した”五輪で悔しい結果でも…「子どもとの時間を優先したいんです」34歳の決断

posted2026/09/22 11:03

 
「変わりません。辞めます」女子カーリング吉村紗也香“18歳から意識した”五輪で悔しい結果でも…「子どもとの時間を優先したいんです」34歳の決断<Number Web> photograph by Carmen Mandato/Getty Images

ミラノ・コルティナ五輪での吉村紗也香

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石川仁美(Number編集部)

石川仁美(Number編集部)Hitomi Ishikawa

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Carmen Mandato/Getty Images

 フォルティウスの吉村紗也香は、カーリング女子日本代表としてミラノ・コルティナ五輪を戦った4カ月後の6月、チームの公式サイトで現役引退を表明した。突然の発表に驚いたファンも多かった中で――吉村は1年前に引退を決断し、「五輪後、次の4年間を頑張ることの難しさ」「子どもとの時間がほしい」ことを理由に挙げた。その想いを持った中で、現役ラスト1年の戦いについても振り返ってもらった。〈全3回の2回目〉

五輪前に固めていた引退の決意

――五輪に行けるか行けないか、分からない中で先に引退を決めていたのですね。

「シーズンが始まる前に『この挑戦が最後。絶対行く』と私の中では決めていました。行けなかったとしても、シーズンの最後にある日本選手権までは頑張ろう、と思っていました」

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――五輪後の取材の場では、現役続行か否かを問われることも多かったと思います。

「自分としてはシーズン開始前に引退を決めていましたし、チームにも伝えていました。でも、シーズンが終わるまで言えないですし、取材してくれる方には『申し訳ないな』と思いつつ、にごしながら話をさせてもらっていました」

――チームに引退の決意を伝えた時、どんな反応だったのでしょうか。

「シーズン開始前に、マネジメント事務所の代表である松井(浩二)さんと船山(弓枝)コーチと3人で話す機会があったので、その時に伝えました。2人は『おー』『そっか』みたいな感じでしたね。メンバーには思っていたタイミングではなかったですが、オリンピック中と、終わってからしっかり自分の気持ちを伝えました。前後で、徐々に引退することを伝えました。オリンピックが終わった後、選手村で松井さんに『気持ち的にどう?』と聞かれたのですが、『変わりません。辞めます』と改めて伝えました。オリンピックは2勝7敗で8位という悔しい結果でしたが、正直すっきりした気持ちもあって。また4年後という気持ちにはなりませんでした」

「現役最後の一投」に込めた想い

――選手生活最後の公式戦は、日本選手権の準決勝、北海道銀行戦になったわけですが、最後のストーンを投げた時はどんな気持ちになりましたか。

【次ページ】 胸がいっぱいになった五輪の光景

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