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「私、野球好きだから」ロッテ・益田直也250セーブを支えた“守護神の妻”「子供には聞かせられない」野次に席を立ったことも…夫人が語る偉業への道のり
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梶原紀章(千葉ロッテ広報)Noriaki Kajiwara
photograph bySANKEI SHIMBUN
posted2026/08/14 11:01
紆余曲折を乗り越えて250セーブの金字塔にたどり着いた益田
そして迎えた8月4日のライオンズ戦(ZOZOマリンスタジアム)。家族全員でその瞬間を目撃する。次男は達成直前から泣いた。「まだ、決まってないよ」とみんなで笑った。そして最後の打球が浅いライトフライで終わると家族全員で抱き合い、泣いた。ヒーローインタビューを待つ本人の元に駆けつけると家族の顔にホッとしたのか益田の涙腺がいっきに緩んだ。
「やっぱり家族の顔を見ると、いろいろと思い出して、応援してくれていることもありがたくて、自然と涙がこぼれた」と益田は振り返る。
新聞を買い集めた妻…偉業達成の喜び
自宅に戻った時間は遅かったが、今日だけは特別と、全員で焼肉を食べに行って祝福した。翌朝4時。夫人の姿は自宅すぐ近くのコンビニエンスストアにあった。店員に聞くと「まだスポーツ新聞は届いていません」と言われた。だから外でじっと待った。それから30分くらい経った時、店員から「届きましたよ」と声を掛けられた。
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スポーツ紙の1面には夫の笑った顔が大きく映し出されていた。これまで何度セーブに成功しても一面になることがなかったが、この日は3紙で1面を飾った。嬉しかった。自宅に戻ると綺麗に並べてみんなで喜んだ。
「主人が凄いなあと思うところは、達成したら普通は燃え尽きるのに『今、調子がよくて、すごく高揚感がある。次、投げるのが楽しみ』とコメントしていたところ」と夫人は誇らしげに言った。
益田の帽子のつばの裏側には妻と長男、長女、次男の名前のイニシャルである「K」がマジックペンで書かれている。いつも家族と一緒にマウンドに上がる。これからも。


