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「本当にまずい戦いだった」“惨敗のW杯日本代表”にオシムが苦言を呈した日「勝機があったのに…残念だ」「リズミカルな攻撃をしていれば」
posted2026/08/11 17:00
2分け1敗に終わったブラジルW杯の日本代表について、オシムは“負けなかった”ギリシャ戦を厳しく評価した
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田村修一Shuichi Tamura
photograph by
Takuya Sugiyama/JMPA
日本代表が「優勝」という目標設定をした北中米W杯はベスト32で大会を終えた。今からさかのぼること12年前、本田圭佑、香川真司、長谷部誠、長友佑都らを擁したブラジルW杯でも同じ目標設定をした。しかし初戦コートジボワール戦に1−2で敗れると、続くギリシャ戦では相手に退場者が出ながらも0−0の引き分けに終わり、最終戦のコロンビア戦では1−4の大敗を喫してグループリーグ敗退の憂き目に遭った。
惨敗に終わった大会直後、イビチャ・オシム元日本代表監督は戦いへの苦言とともに、日本サッカーへの建設的な提言を口にしていた――。〈※本記事は2014年7月のメールマガジンから再構成しています〉
W杯の終わりが人生の終わりではない
――元気ですか?
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オシム:ああ、君はどうだ?
――ええ、まあ。人生は続いていきますから(笑)。
オシム:その通りだ。何があろうと人生は続く。勝とうが負けようが続いていく。人生が終わるわけではない。
――結果がどうであれ続きます。
オシム:ワールドカップの終わりが人生の終わりではない。まだサッカーを見なければならないし、他チームの動向にも気をかけねばならない。子供たちのためにもやることはある。彼らを進歩させ、成長させるために、世界のサッカーを彼らに知らしめる。彼らを世界と繋げていく。
――その通りですが、日本の試合内容について少し話さないと……。
オシム:ああ、すべてを議論する必要がある。
まずコートジボワールには以前の強さはなかった。ドログバ(※後半途中から投入されて以降、1点リードしていた日本は2失点して逆転負けを喫した)はピークを過ぎ、過去の彼とは異なり疲れていた。それでも彼がプレーするのは政治の力なのかどうか。彼が100%ではないコートジボワールは死んだも同然だ。彼はチームのプレーには加わろうとしない。前線でひとり待っているだけだ。他の選手も彼のサポートにまでは至らない。
日本は献身的だが…個々の経験が不足している
だからこそ、日本にとっては本当に残念だった。

