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ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
ついにAクラスへ「ハマの救世主」DeNAエンカーナシオンとは何者? 途中加入で日本に適応できた意外な哲学は…「まずは三振をしないことです」
text by

石塚隆Takashi Ishizuka
photograph byKYODO
posted2026/08/10 11:02
ついにCS圏内をとらえたベイスターズ。その反撃の原動力になっている新外国人、エンカーナシオンに話を聞いた
「非常に素晴らしいと感じています。配球面もしかり、コントロールよく両サイドをしっかりと攻めてきます。ほとんどのピッチャーがキャッチャーの要求どおり、失敗を恐れず正確に投げてきますし、常に相手を苦しめるピッチングをしてくるといった印象です」
そういった状況においてエンカーナシオンが、バッティングの軸に置いているものは何なのだろうか。そう問うと、さもありなんといった表情で答えた。
「まずは三振をしないことですね。ミートできることが自分の強みだと思っています。三振をすればベンチに戻るだけですが、ボールを前に飛ばしさえすれば、なにかが起こりますからね」
すでにプロ経験10年という蓄積
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言うは易し、やるは難し。来日以来、間近で接してきた通訳の天野祥氏は、エンカーナシオンのバッティングへのアプローチについて次のように教えてくれた。
「ファームから一軍に上がってきたときには、もう自分のスタイルを確立しているような感じでしたね。全体練習前もバッティング・ゲージに入り打ち込んでいますし、自分のルーティンがあって、そこに黙々と日々向き合っています。相手ピッチャーの分析は、もちろんアナリストに訊いたりもするのですが、かなり自分でも考え、分析し、対応しているように感じます。プロになって10年ぐらい経っていますし、経験や蓄積があるなか、工夫してやっているような気がします」
そんなエンカーナシオンのこれまでをたどると、実は、今異国の地で共闘する旧知の仲間がいるのだという——。
〈全2回の1回目/つづく〉

