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ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
DeNAの「勝利の使者」新4番・エンカーナシオン(28歳)を支えるのは“10代からの仲間”のあのリリーバー「当時からすごいバッターだと思っていたよ」
posted2026/08/10 11:03
シーズン途中の加入から4番に定着しているエンカーナシオン。実はチームに先に加わった「あの男」と旧友だったという
text by

石塚隆Takashi Ishizuka
photograph by
KYODO
エンカーナシオンは1997年、カリブ海の野球大国であるドミニカ共和国で生まれた。2015年にアマチュアFAとしてマイアミ・マーリンズと契約し、キャリアをスタートさせた。以来、マーリンズをはじめ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、メキシコ・リーグなどでプレーしてきたが、メジャーの舞台に立ったのは通算4シーズン、94試合にとどまっている。この経歴を見るかぎり、かなり苦労してきていることがわかる。
そして今年の5月、ジャイアンツを退団してFAになった。その後、DeNAに入団するわけだが、なぜ海を渡り異国の地でプレーしようと思ったのだろうか。そう問うと、エンカーナシオンは、おもむろに語り出した。
ベイスターズを選んだわけは?
「10年ぐらいアメリカにいて一生懸命取り組みましたが、チャンスはもらうものの活かすことができず、出場機会を得られない状況がつづいていました。もっと野球がしたい。そこで代理人に相談すると、ベイスターズからのオファーがあることを知りました。
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わたしは、新しい地平を探しに行こう、神様がこの先にどんなものを用意しているのか見てみたいと思いました。アメリカでは複数の球団からオファーをもらいましたが、すべてマイナー契約でした。これまでの長い月日を考えると、そこに戻ろうとは思いませんでした」
プレーヤーとしての矜持がエンカーナシオンを異国の地へと誘った。そして今、新しい地平は異邦人を快く受け入れ、その力を発揮させている。
「それにベイスターズは以前からわたしに興味を持ってくれていたようで、常にコンタクトをとってくれていました。また日本には故郷のドミニカや、アメリカのマイナーリーグで一緒にプレーした仲間たちがいました。そういう人たちとコミュニケーションをとり、日本に来ることを決断しました」

