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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
森保監督の“続投”は妥当なのか「なぜアジア杯までの期間限定?」「W杯ベスト32は成功か、失敗か」後任の最有力候補は…“ポスト森保問題”を考える
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戸塚啓Kei Totsuka
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2026/07/15 17:14
北中米W杯のラウンド32でブラジルに敗れ、ピッチを去る森保一監督。アジア杯までの「期限付き続投」が濃厚と報じられている
22年と26年のW杯に連続出場している鎌田大地、久保建英、堂安律、板倉滉、伊藤洋輝らの中心選手は、9月と10月は招集を見送っていい。26-27シーズンへ向けて所属クラブを変えた(あるいは変えることが濃厚な)選手も、まずは新天地での定位置確保に力を注いでもらう。冨安健洋や中村敬斗がそうだ。
彼らには、森保監督のもとで戦ってきた積み上げがある。そして、現有戦力を突き上げるニューカマーの台頭は、4年後を見据えたチーム強化のテーマのひとつでもある。21歳の後藤啓介も、まずは移籍先のフライブルクに集中してもらっていいだろう。
中長期的なチームの強化を見据えつつも、目前のアジア杯を狙う。日本代表を8年間指揮してきた森保監督なら、実現困難なタスクではない。
長期政権のメリットとデメリット
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ふたつ目の論点は、次期監督を誰にするのか。である。
森保監督は、史上初めて2大会連続でW杯に挑んだ。2018年9月の初陣から、8年弱にわたってチームの先頭に立ってきた。
長期政権にはメリットとデメリットがある。
メリットはチームとしての練度の高さだろう。
オランダとスリリングなドローゲームを演じた直後、鎌田は「僕たちは8年間積み重ねているものがある」と語った。今回のW杯では、三笘薫、南野拓実、遠藤航がケガでメンバー外となり、久保も初戦のオランダ戦以降は起用できなかった。コアメンバーをこれだけ欠きながらグループステージを2位で通過し、ラウンド32でブラジルに食い下がることができたのは、チームとしての積み重ねがあったからだと言える。誰がピッチに立っても、どんな組み合わせでも、チームの水準を保つことができていた。
同じ監督のもとで戦うデメリットについては、様々な意味でのマンネリ化や停滞感があげられる。多くを語らずとも分かり合える代わりに、新鮮味に欠けてしまうのだ。
しかし、森保監督は22年のカタールW杯後にコーチを入れ替えた。基本的なシステムも変えながら戦っていった。それまでとは違う起用法や役割を与えられた選手も少なくない。
「W杯で優勝を目指す」との目標を掲げたことも、選手たちの意欲を大いに刺激した。そうした結果として、マンネリ化が忍び寄ることはなかった。選手との関係も、極めて良好だった。
とはいえ、そういったプロセス以上に結果という現実は重要なものであり、シビアに評価されるべきだ。森保監督が2度のW杯とアジア杯で残した成果は、“続投に値する”ものなのだろうか。
<続く>

