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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「アジア杯で優勝を逃し、W杯はベスト16と32」森保ジャパンの“結果”をどう評価すべきか? 後任監督も考察「日本人か、外国人か」だけではない論点
posted2026/07/15 17:16
W杯から帰国した森保一監督の記者会見。自身の進退については明言しなかった
text by

戸塚啓Kei Totsuka
photograph by
JIJI PRESS
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世界へ目を向けると、長期政権を築いている監督はいる。
まず名前をあげるべきは、ヨアヒム・レーブだろう。
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愛称ヨギーは2004年7月からユルゲン・クリンスマン監督のもとでヘッドコーチとしてドイツ代表に関わり、クリンスマン退任後の06年7月に監督へ昇格した。08年のEURO で準優勝を飾り、10年の南アフリカW杯では3位入賞を果たした。12年のEUROも3位と手堅く実績を重ね、14年のブラジルW杯で世界一に輝く。南米大陸で開催されたW杯で、ヨーロッパ勢として初めて優勝を飾ったのだった。
16年のEUROは3位となり、4年後のEUROまで契約を延長した。しかし、ここから先の成績は物足りないものとなる。18年のロシアW杯はグループステージで敗退し、21年のEUROはベスト16で散った。
デシャン、ダリッチ、スカローニ…長期政権の成功例
今大会かぎりで退任するフランスのディディエ・デシャンも、在任期間は長い。2012年7月から、チームを束ねている。今年で14年目だ。
監督として初の国際大会となった14年のW杯は、準々決勝で優勝したドイツに敗れた。自国開催となった16年のEUROでは、4大会ぶりの優勝を期待されたものの決勝でポルトガルに敗れた。
母国に歓喜をもたらしたのは、18年のロシアW杯である。ここで世界一の座に就いた。22年のW杯でも決勝進出を果たし、24年のEUROでは4強入りした。
今回のW杯でもベスト4入りを決めたものの、準決勝でスペインに敗れた。ベンチでは15年以上の付き合いとなるアシスタントコーチのギ・ステファンを、ピッチではキリアン・エムバペらの「個」を強みとして、長く結果を出し続けている。
クロアチアのズラトコ・ダリッチは、2017年10月に着任して18年、22年、26年と3度のW杯で采配を振るった。18年は準優勝、22年は3位と、ルカ・モドリッチらを頼りに結果を残した。EUROでは上位進出を果たせなかったものの、21年大会、24年大会ともに決勝大会に導いている。
アルゼンチンのリオネル・スカローニは、今大会が2度目のW杯である。2018年のW杯でベスト16に終わったチームを大会後に引き継ぎ、翌19年のコパ・アメリカで3位、21年の同大会で28年ぶりの南米王者へと導いた。そして、22年のW杯で9大会ぶりの世界一奪還を果たした。24年のコパ・アメリカも制している。リオネル・メッシという“GOAT”を最大限に生かすことで、今大会もしぶとく勝ち上がってきた。

