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森保監督の“続投”は妥当なのか「なぜアジア杯までの期間限定?」「W杯ベスト32は成功か、失敗か」後任の最有力候補は…“ポスト森保問題”を考える

posted2026/07/15 17:14

 
森保監督の“続投”は妥当なのか「なぜアジア杯までの期間限定?」「W杯ベスト32は成功か、失敗か」後任の最有力候補は…“ポスト森保問題”を考える<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

北中米W杯のラウンド32でブラジルに敗れ、ピッチを去る森保一監督。アジア杯までの「期限付き続投」が濃厚と報じられている

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戸塚啓

戸塚啓Kei Totsuka

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Kiichi Matsumoto/JMPA

森保一監督の「期限付き続投」が既定路線となりつつあるサッカー日本代表。北中米W杯に至るまでのプロセス、そしてラウンド32で敗退した結果を踏まえて、アジア杯までの続投は妥当と言えるのか。そして森保監督の後を担う次期監督には、どんな資質が求められるのか。長く日本代表を取材するスポーツライターの戸塚啓氏が考察する。(全2回の1回目/後編へ)

◆◆◆

 続投へ近づいている。

 日本サッカー協会と日本代表の森保一監督が、来年1月開幕のアジア杯までの短期契約を結ぶようだ。アジア杯後の活動となる同3月からは、新たな監督のもとでスタートするという。

なぜアジア杯までの短期契約? 理由を考察

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 ここでの論点はふたつある。

 ひとつ目は、なぜアジア杯までなのか、である。

 W杯後のスケジュールは、9月と10月に国内で2試合ずつを消化することが決まっている。11月のインターナショナルマッチウィークについては、JFAから正式な発表がまだない。このタイミングでも2試合を組むことができ、シンガポールにブラジルと日本、それにもう1カ国が集まるとの報道がある。

 アジア杯までの総試合数は「6」で、これは通常どおりである。準備期間が少ないから継続路線でアジア王者を目指す、ということにはならない。

 ならばなぜ、アジア杯までなのか。

 次期監督に想定している人材が、1月のアジア杯で采配をふるのが難しいというのなら、理由としては分かりやすい。後任の最有力候補と目されるU-21日本代表の大岩剛監督は、9月から10月にかけてアジア大会を戦う。同時期に行なわれる日本代表のテストマッチには、関わることができない。アジア杯ではチームを指揮できるとしても、準備不足は否めないだろう。

 2011年大会を最後に3大会連続で優勝から遠ざかっているアジア杯は、日本代表にとって手に入れたいタイトルだ。森保監督自身、19年は準優勝、23年はベスト8に終わっている。本気でタイトルを狙うためにここまで続投してもらう、という意図があるのかもしれない。

 森保監督がアジア杯までの期間限定で続投するのなら、年内のテストマッチは新戦力の発掘に重心を置いてもらいたい。北中米W杯で控えの立場だった選手を中心に据えながら、これまで招集機会の少なかった海外組、Jリーグで結果を残している選手をピックアップしていくのだ。

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