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「IOCから毒を盛られた」冬季五輪からノルディック複合が「除外」のナゼ…IOCの“欺瞞”に日本のレジェンド「ジェンダーイコールの理想があって…」

posted2026/07/16 06:02

 
「IOCから毒を盛られた」冬季五輪からノルディック複合が「除外」のナゼ…IOCの“欺瞞”に日本のレジェンド「ジェンダーイコールの理想があって…」<Number Web> photograph by Tsutomu Kishimoto/JMPA

ミラノ五輪後に引退を表明した渡部暁斗。長らく日本の複合の第一人者として競技を引っ張ったが、今回の決定には危機感を露わにする

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雨宮圭吾

雨宮圭吾Keigo Amemiya

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Tsutomu Kishimoto/JMPA

 IOCは2030年に開催されるフランス・アルプス冬季五輪の実施競技から、スキーのノルディック複合を除外することを決定した。かつては“日本のお家芸”でもあった種目に、一体何が起こっていたのだろうか?《NumberWebレポート全2回の2回目/最初から読む》

 IOCでは大会ごとに放送、デジタルメディア、一般の関心、チケット販売、報道など14の人気指標を測定しており、そのほとんどにおいて、ノルディック複合は冬季直近4大会で最下位。ミラノ・コルティナ五輪でも14の人気指標のうち11の分野で最下位だった。これが決定的要因となった。

 ただ、この4年間、国際スキー・スノーボード連盟(FIS)も手をこまねいていたわけではない。

 75万スイスフラン(約1億5000万円)を投じて指導者や技術、用具などで小国を支援する基金を立ち上げ、その結果としてジュニア世界選手権では8つの異なる国がメダルを獲得した。SNSにも力を入れてエンゲージメント数やフォロワー数が増えていたのは間違いない。

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 だが、IOCスポーツディレクターのピエール・デュクレは「ノルディック複合をオリンピックの競技プログラムに残すのに十分な進捗は見られなかった、と作業部会が結論づけた」と語った。

(※一方、もうひとつの除外候補種目だったスノーボードのパラレル大回転は「前回大会以降、数多くの人気指標で著しい改善が見られる」として生き残った)

IOCが問題視した「男女平等」への疑問

 IOCは男女平等や競技人口の点で「依然として課題に直面している」とも指摘している。

 ミラノ・コルティナ五輪では唯一女子種目がなかったためだろうが、その部分に関してはIOC自身にも多少責任はある。

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