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森保監督はなぜ“選手の輪に入らない”のか?「あえて周りを歩きながら…」カメラマンが撮影した“意外な行動”「苦い記憶を上書きした」日本代表の変貌
posted2026/06/28 17:40
スウェーデン戦で先制ゴールを決める前田大然。その後は我慢の時間が続いた日本だったが、逆転は許さなかった
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原壮史Masashi Hara
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Masashi Hara
上田綺世がペナルティースポットの近くでゴールを見据え、集中力を高めていた。
チームバスが到着し、選手たちが練習前にピッチの様子を見にきたときのことだ。
今日も先発するのか、とやや意外な心持ちでその姿をカメラに収めた。
想像以上だったスウェーデンの意気込み
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オランダと勝ち点、得失点差ともに並んでいた日本は、1位での決勝トーナメント進出の可能性を残して第3戦を迎えた。しかし同時に、すでに勝ち点が4あるため、もし敗れたとしても3位での進出も可能な状況だった。
アフリカ最強のモロッコか、王国ブラジルか、あるいは優勝候補筆頭のフランスか。
参加チーム数が増えたことで3位抜けが発生し、ラウンド32で強豪国と当たる確率は下がったはずだった。だが、グループ分けの妙によって、日本と対戦する可能性の高い国はいずれも超がつく強豪国となっていた。
総得点で日本を上回りグループ首位に立つオランダの最終戦の相手は、2連敗のチュニジア。スウェーデンを5-1で撃破したオランダが、大敗続きのチュニジアに対してロースコアで終わるとは考えにくい。日本はスウェーデンに大差で勝たないかぎり、1位抜けは難しそうだ。
ならば、ラウンド32に照準を合わせ、この試合はプレーに飢えた選手たちを並べて戦うのではないだろうか。個人的には、そんな予想を立てていた。
ところが、そうはならなかった。
上田をはじめ、中村敬斗、鎌田大地、堂安律、伊藤洋輝、鈴木彩艶の計6人が3試合連続の先発出場。森保一監督のその決断の理由は、試合が始まるとすぐにわかった。
アレクサンデル・イサク、アンソニー・エランガ、ビクトル・ギョケレシュという強力な3トップを擁する勝ち点3のスウェーデンは、決勝トーナメント進出のために立ち上がりから勢いよく日本に襲いかかった。この試合に懸けるスウェーデンの意気込みは凄まじく、空調のきいたダラス・スタジアムにもかかわらず、キャプテンのDFビクトル・リンデロフが足を攣らせるほどだった。
今の日本代表は誰が出ても強みを維持できるチームだとはいえ、両チームの立場の違いによって我慢を強いられる試合になるのであれば、"普段通り"で長い時間を過ごせるに越したことはない。佐野海舟や冨安健洋を温存しつつも大幅なターンオーバーを自重した背景には、森保監督のそんな読みが働いていたのではないか。



