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森保監督はなぜ“選手の輪に入らない”のか?「あえて周りを歩きながら…」カメラマンが撮影した“意外な行動”「苦い記憶を上書きした」日本代表の変貌 

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原壮史

原壮史Masashi Hara

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photograph byMasashi Hara

posted2026/06/28 17:40

森保監督はなぜ“選手の輪に入らない”のか?「あえて周りを歩きながら…」カメラマンが撮影した“意外な行動”「苦い記憶を上書きした」日本代表の変貌<Number Web> photograph by Masashi Hara

スウェーデン戦で先制ゴールを決める前田大然。その後は我慢の時間が続いた日本だったが、逆転は許さなかった

森保監督はなぜ“選手の輪に入らない”のか?

 森保ジャパンの8年の集大成となるW杯で、2期目のスタートとなったアジア杯からの成長に思いを馳せる試合が生まれたことは、決して偶然ではないだろう。個々人の、そしてチームとしての確かな成長が、必然的に過去の失敗との比較をうながした、と言ってもいいかもしれない。

 スウェーデン戦の終盤、長友佑都がついに5大会連続のW杯出場を果たした。だが、長友が不在になったベンチは、背番号5の鉄人が先導している時と何ら変わらない熱さで試合に入り込んでいた。チームとしての「新たなスタンダード」が染み付いている証左だろう。

 この大会中、森保一監督はハイドレーションブレイクで輪の周りを歩きながら、必要に応じて個別に話しかけていく。そして輪の中心にいる名波浩コーチと選手たちが熱を帯びていく様子を頼もしそうに見やり、最後に円陣に加わる。監督の積極的な介入がなくても、誰もが気を抜くことなく周囲へのアンテナを張った状態を維持し、それが勝つための振る舞いに繋がっている。

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 ラウンド32のブラジル戦でも、このチームは"普段通り"の戦いを見せてくれるだろう。

 世界最高峰の舞台で、W杯最多優勝国に「勝てるかもしれない」と少しでも思わせてくれること自体が、日本サッカーにおいては新しい景色だ。しかし、このチームの目標はそこにはない。選手や関係者はもちろん、多くのサポーターがそうであるように、筆者も恐れではなく確かな期待と楽しみを持って、最高の景色を撮るためにヒューストンへと向かいたいと思う。

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