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「これは日本の印象深い点だ」ドイツ人記者の日本代表評価に異変…かつてなかった“新たな特徴”とは「彼らはいくつものチャンスがなくてもいい」 

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中野吉之伴

中野吉之伴Kichinosuke Nakano

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posted2026/06/18 17:00

「これは日本の印象深い点だ」ドイツ人記者の日本代表評価に異変…かつてなかった“新たな特徴”とは「彼らはいくつものチャンスがなくてもいい」<Number Web> photograph by Getty Images

オランダ戦を見たドイツ人記者の評価はどう変わったのか? かつて日本がなかなか見せられなかった「ある力」が印象的だったという

 試合を中継したドイツTVで解説を務めていた元ドイツ代表マッツ・フンメルスは「DFのミス」とコメント。14年W杯優勝メンバーでワールドクラスのDFだった彼は、「あのシーンでDFはニアへのシュートをブロックしなければならない」と、指摘していた。それもあるだろう。

 ただリルはそれ以上に「ナカムラ(中村敬斗)の動きが素晴らしかった」点をとりあげていた。

「ナカムラのその前の動きから、あそこでシュートを打つと予想できた人はいなかったはずだ。あの位置、あのタイミングで、あのシュートが来たことは驚きだったはず。あのシュートシーンは彼の持つ素晴らしいクオリティを見事に表しているよ。他のプレーを探しているように見せて、小さく素早い動きからシュートに持ち込んだんだ。フットサルで見られるようなシュートだった。ナカムラはとてもよかった。フランス2部でプレーしているとは思えない」

失点場面をどう見たか

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 一方で失点シーンについては、次のように見解を述べている。オランダ代表CBフィルジル・ファンダイクが冷静にヘディングで決めた最初の失点シーンでは、もっといい対応があったはずと苦言を呈していた。

「このシーンに関しては日本の守備はよくなかった。確かにファンダイクは少し押してはいる。ただ笛を吹かれるほどではない。対応していたのはワタナベ(渡辺剛)かな? もう少しいい対応ができたらとは思う」

 ゴール前でヘディングの競り合いとなれば、競り合う前のやり取りが重要になる。百戦錬磨のファンダイクによる上手さが際立ったといえるかもしれないが、押された、押されていないではなく、押されることを想定した準備とコンタクトが必要だった。

「2失点目は相手を褒めるしかない。サイドからカットインをしてファーポストへシュートを流し込む。この形から生まれるゴールは多いんだ。あの形に入ってあそこへ打たれたら止めようがない。もっと相手に寄せないと! という声もあるだろうけど、あの場面で不用意に飛び込んだら、それこそいなされてシュートまで持ち込まれてしまう」

【次ページ】 センタリングを入れ始めたのは腑に落ちなかったが……

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