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「これは日本の印象深い点だ」ドイツ人記者の日本代表評価に異変…かつてなかった“新たな特徴”とは「彼らはいくつものチャンスがなくてもいい」
posted2026/06/18 17:00
オランダ戦を見たドイツ人記者の評価はどう変わったのか? かつて日本がなかなか見せられなかった「ある力」が印象的だったという
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中野吉之伴Kichinosuke Nakano
photograph by
Getty Images
W杯初戦で強豪オランダ相手に勝ち点1。日本代表が見せた現在地を、ドイツ人記者はどう見たのか。
「いい試合だったね。オランダ戦を見ての率直な感想は、ベスト8に残れるだけのレベルは間違いなくあるということだ。ベスト16の壁を乗り越えるという目標を成し遂げるためには、オランダ相手に納得のいくパフォーマンスを見せる必要があった。それができたのだから、ベスト8は現実的な目標といえる」
ドイツでの日本の評価は非常に高まっている
そう語ったのは、2012年から日本サッカーを追い続けているフェリックス・リルだ。2014年W杯の段階で『日本はいいチームで上位まで来る可能性を持っている』と記事の中で書いてきたというが、当時は編集部の中にも『本当に?』と訝しがる人がそれなりにいたという。
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「でも、今はもうそんなことはないよ。14年W杯での日本代表には、まだ成熟度が少し足りなかったのかもしれない。少し正直すぎるサッカーをしていたからかもしれない。でも昨日の試合で、ドイツ人のTV実況者は『オランダ対日本というトップゲームです』という表現をしていたんだ。ドイツメディアの日本サッカーに対する評価は、非常に高いんだ」
それこそドイツメディアには日本を優勝候補の一つに挙げる人もいる。日本サッカー、日本人選手はヨーロッパにおける確かな立ち位置を勝ち取ったといえる。
「ブンデスリーガでプレーしている選手も多いからね。ドウアン(堂安律)がどんな選手で、スガワラ(菅原由勢)やサノ(佐野海舟)がどんな選手かは、ドイツのサッカーファンならみんな知っている」
いくつかのチャンスだけで2ゴールを挙げた決定力
2-2で終わったオランダ戦について、リルが特に強い印象を受けたのは日本の決定力についてだった。
「日本が多くのチャンスがなくてもゴールを奪うことができている点。昨日の試合、いわゆる『これはゴールにならなければならない』という100%のゴールシーン自体はなかったと思うんだ。いくつかのいいチャンスがあって、それでも日本は2ゴールを挙げた。これは素晴らしいことだ」
「特に」といって、称賛したのが1点目のシーン。

