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「日本は、もう番狂わせを起こせない」? W杯オランダ戦を報じた開催国・米メディアから消えた“ある単語”「まるで映画のような後半だった」
posted2026/06/16 17:14
サッカー北中米W杯の初戦で強豪・オランダと引き分けた日本代表チーム
text by

一野洋Hiroshi Ichino
photograph by
Kiichi Matsumoto/JMPA
オランダ戦の前から、日本はすでに“買われて”いた。
現地6月14日、米テキサス州アーリントンで行われたワールドカップ・グループF初戦。FIFAランク18位の日本は、同8位のオランダに2度リードを許しながらも、中村敬斗と鎌田大地のゴールで2対2のドローに持ち込んだ。
結果だけを見れば、勝ち点1。しかし、この試合を巡る海外メディアの受け止め方は、かつての「日本が強豪相手に善戦した」というものとは少し違っていた。
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興味深いのは、その見方が試合後に急に生まれたわけではないことだ。米紙『New York Post』は試合前のベッティング記事で、日本勝利を“推し”ていた。
米大手スポーツベッティング企業『FanDuel』では、オランダが+105の本命、日本は+250。100ドル賭けた場合、オランダ勝利なら105ドル、日本勝利なら250ドルのリターンとなる設定で、日本はアンダードッグ(穴)と見なされていた。
それでも同紙は、日本の前線からのプレスがオランダの大型センターバックを揺さぶる可能性を指摘し、「日本には再び有名な番狂わせを起こす現実的なチャンスがある」と見ていた。
大会前の優勝オッズにも、その空気は表れていた。
ブックメーカーのオッズは…100倍超→50倍に!?
同記事によれば、日本のワールドカップ優勝オッズは2025年末時点で101倍だったが、一部ブックメーカーでは大会前に51倍まで下がっていたという。もちろん、優勝候補と呼ぶにはまだ距離がある。それでも市場は、日本を「単なるダークホース」ではなく、「勝ち上がる可能性を考慮すべきチーム」として扱い始めていた。
その流れは、米メディア『スポーティングニュース』が大会前に配信したショート動画にも表れていた。ダークホースランキングで日本は2位に選出された。1位はエクアドル。3位はアーリング・ハーランドを擁するノルウェーだった。

