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「朝、保育園につれていってから」「ママ、カーリング掃除してたって」“育児と両立”フォルティウス吉村紗也香が明かす家族の支え…4年後の五輪は?
posted2026/06/10 17:01
フォルティウスのスキップを務める吉村紗也香。母として五輪の大舞台で戦った
text by

石川仁美(Number編集部)Hitomi Ishikawa
photograph by
Tsutomu Kishimoto/JMPA
オリンピックという夢の舞台に、吉村紗也香は母として立った。長い年月をかけて掴んだカーリング女子日本代表という大舞台だったが、5連敗を喫するなど厳しい戦いを強いられた。それでも――「すごくいい経験ができたなと感じています」と静かに振り返る彼女の言葉からは、五輪の舞台で起きていた氷との格闘、そしてアスリートと母親を両立させる日々の奮闘が読み取れる。
五輪で「準備が足りなかった」とは
――オリンピックが終わって時間が経ちましたが、改めて大会を終えての率直な気持ちを聞かせてください。
「本当に長い期間、目指してきた舞台に初めて立つことができて、これからの人生に必ずつながってくる、すごくいい経験ができたなと感じています。自分たちが目指していた結果には届かなかったんですけれども、最後までチームメイトと戦い抜けたのはすごくよかったなって思っています。万全な準備をして大会に臨んだのですが、目指していた金メダルという結果に届かず、結果としては準備が足りなかったのだと思います」
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――準備が足りなかったとは、具体的には?
「世界選手権やグランドスラムの大きなアリーナアイスでプレーした経験はありましたが、オリンピックの雰囲気は他の大会と全く違うものでした。2018年の平昌オリンピックを現地で観戦したのですが、オリンピックのアイスに立ったときに見る景色ってそこに立ってみないと分からないことだらけで。実際に会場でプレーしてみると、大歓声で近くにいても声が聞こえづらいということが起こってしまって。メンバーとのコミュニケーションが噛み合わなくて、いつも以上にストレスがかかってしまったことも敗因の1つかなと思っています。スイスに勝った後に5連敗したのもアイスが読み切れなかったところが、一番大きな理由だったんじゃないかなと思います」
ここまで変化するアイスは経験したことが
――アイスを読むことはいつもやってきたことだと思うのですが、それでも読めない難しいアイスだったのですか。

