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〈記者の密着日誌〉モンテレイでいきなり想定外の“毎日変わる練習場”に日本代表の面々の意外な反応は…? 「外国あるある」「文句は全然ない」
text by

佐藤景Kei Sato
photograph byJIJI PRESS
posted2026/06/06 17:01
事前合宿地・モンテレイで初日、2日目と練習場が変更になるという前代未聞のトラブルに見舞われた日本代表だが……
育成年代から数々の海外遠征を経験してきた菅原由勢にいたっては、このトラブルすら日常の延長線上にあった。
「別に何も変わらないですね。僕は海外遠征によく行かせてもらったので、育成年代から、若い時から。練習場が変わったりだとか、劣悪な環境で練習をしなければいけないことに免疫はついていたので、何も思わないですね。練習場があるだけで、まずは感謝なので。ピッチも今日は、昨日よりも良かったので。全然、何も変わらないですね」
長友佑都の余裕
ピッチ状態の向上というポジティブな側面を見つけ、感謝の言葉さえ口にした。それは、チームの地力が確実に上がっている証拠でもあったが、その背景には百戦錬磨のベテランによる精神的な支えがある。
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「僕はすごく慣れてるんでね、こういうことは」
そう言って笑ったのは長友佑都だ。練習場の変更や急な時間変更といったノイズが、本番直前のプレッシャー下でチームを蝕む危険性を、誰よりも熟知している。
「若い選手たちが動揺しないようにとか、こういうことでネガティブに、移動が多くなるとかグラウンドの状態が全然違うとか、そういう場面でナーバスにならないように。そういう声がけとか心がけをしたいなと思います。そこもどれだけの順応力と、環境をネガティブに捉えるのかポジティブに捉えるのかっていう、当たり前のことなんですけど、その当たり前のことが結構、プレッシャーが大きくなったり重圧がかかるとできなくなるのでね」
長谷部や吉田の存在感
チームを前へ向かせる存在が必要になる。長友はそう語り、この後に合流を控える吉田麻也や、コーチとして帯同する長谷部誠らの名前を挙げた。
「そういう存在が前を向かせるような、そういう雰囲気にしていきたいと思います」
練習場が毎日変わるという、前代未聞のトラブル。しかし日本代表は、それを不運の言い訳にするどころか、チームの結束と順応力を試す絶好の機会へと昇華させつつある。
初戦のオランダ戦までは、あと10日。予期せぬアクシデントを当たり前のように飲み込みながら、森保ジャパンは、その歩みを進めている。
〈つづく〉

