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〈記者の密着日誌〉モンテレイでいきなり想定外の“毎日変わる練習場”に日本代表の面々の意外な反応は…? 「外国あるある」「文句は全然ない」 

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佐藤景

佐藤景Kei Sato

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posted2026/06/06 17:01

〈記者の密着日誌〉モンテレイでいきなり想定外の“毎日変わる練習場”に日本代表の面々の意外な反応は…? 「外国あるある」「文句は全然ない」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

事前合宿地・モンテレイで初日、2日目と練習場が変更になるという前代未聞のトラブルに見舞われた日本代表だが……

2日目、またもや練習場が変更に

 ところが、初日に続いて2日目も練習場が変更になった。今度は中心部から車で40分以上かかる近郊のメキシコ1部リーグ、モンテレイの練習場。本大会で日本と同グループのチュニジアがベースキャンプを張る施設だ。芝の状態は前日よりも良いが、今度は移動時間が長くなった。

 毎日、練習場が変わる。ワールドカップ直前合宿において、日本代表がこのような事態に直面したケースは過去に一度もなかった。本来であれば、本番に向けたコンディション作りや戦術練習を始める大切な時期に、環境の不備という外的要因に振り回されることは、チームにとって明らかな痛手と言える。

 それでも2日目の練習を終え、1時間半ほどみっちり汗を流した後にメディアの前に現れた選手たちから、不満の色の混じった声は聞こえてこなかった。

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「自分たちが想定した流れというか、準備してきた場所ではないとは思うんですけど、そこも想定内というか」

 そう冷静に口を開いたのは谷口彰悟だ。

「スムーズに、いい環境でトレーニングできればいいですけど、そうもいかないのが外国あるある。そういうところにはなるので、あんまりそこに対してナーバスになりすぎるというのは、自分たちがコントロールできない部分。そういうところはJFAの方にお任せして、自分たちは1回1回のトレーニングをどれだけ集中してやれるか。もう一日も無駄にできないし、1回1回のセッションももちろん無駄にできない。とにかく、僕たちにできることは練習に集中するっていうところかなと思います」

 コントロールできない外的要因にエネルギーを割くのは無駄。それよりも、目の前のセッションに100パーセントの集中を注ぐ。その割り切りは、過酷な環境を戦い抜いてきたベテランならではの境地だった。

文句は全然ない

 前日からチーム練習に合流した鎌田大地も、40分以上の移動という負荷を意に介さない。

「遠かったですけど、文句は全然ないし、それよりもやっぱり蒸し暑い。ワールドカップまで時間があるんで、チームとしていいコンディションで挑めるようにしようと思っています」

 移動の長さよりも、メキシコ特有の気候へいかに身体を適応させるか。その一点に、鎌田の意識は向いていた。

【次ページ】 長友佑都の余裕

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