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オリンピックへの道BACK NUMBER
「ペア転向をよく思わない先生もいる」三浦璃来の元コーチが“重要証言”「あの璃来がこんなに強くなるなんて…」りくりゅう“本当の舞台ウラ”
posted2026/06/07 11:01
シングル時代のコーチが明かす、三浦璃来の原点とは?
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph by
JIJI PRESS
◆◆◆
りくりゅう結成の裏に、コーチ同士の関係性
本田武史がシングル時代から指導していた三浦璃来はペアに転向し、そして木原龍一と組むことになった。その過程には2人を指導することになるブルーノ・マルコットがいて、本田もかかわりを持っていた。ブルーノと本田の関係性があってこそ、成立した部分もあった。
本田は選手時代、アメリカを拠点にしたのち、1998年12月からカナダに移った。カナダはブルーノの母国である。現役時代の本田はシングル、ブルーノはペアと種目は異なっていたが、本田は2005-2006シーズン、ブルーノは2001-2002シーズンを最後に引退と、競技者として多くの時間をともにしている。
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「ブルーノと同じリンクではなかったんですけど、カナダで練習しているときにカナダ選手権を見に行ったり、世界選手権に出たときもカナダチームと過ごす時間の方が長かったり、自然とブルーノとも仲良くなりました。ブルーノの奥さんのメーガン(・デュハメル)は僕のチームメイトで、彼女がシングル時代には同じリンクで練習していて、そういうつながりもありました」
ブルーノが日本ペア強化の講師として来日すると、一緒に食事に行くことも珍しくなかった。
「よく思わない先生たちもゼロではありません」
ブルーノは以前、シングルからペアに選手を転向させる際の配慮について語っている。三浦は本田のシングル時代の教え子であり、ペア転向後も木原と組む前は多くの時間を日本で練習していた。本田も、ジャンプなど見ることができる部分は指導にあたっていた。木原と組むにあたっては、三浦はカナダへ移ることになっていた。本田はどう捉えていたのか。
「シングルの子たちを教えている中で、ペアに転向するということは、違う先生に預けなければいけないということです。一緒にやってきた選手を違う先生に預けなければいけないのは、やっぱり悲しい部分もあります。それをよく思わない先生たちもゼロではありません」
そう話した上で、続ける。
