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オリンピックへの道BACK NUMBER
「リフトが怖い…」ペア転向直後、三浦璃来がじつは語っていた“恐怖心”「海外ではホームシックになっていた」シングル時代のコーチが明かす、知られざる過去
posted2026/06/07 11:00
木原龍一とのペア結成1年目、NHK杯で演技する三浦璃来
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph by
AFLO
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木原龍一と挑んだミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得し、木原とともに引退を発表した三浦璃来。シングルで活動していた小中学生時代に指導にあたっていたのが本田武史氏である。
実はシングル時代の指導のほか、三浦がペアでの活動を始めたとき、三浦と木原がペアを結成したとき、さらには2人が活動を始めたあともかかわってきた経緯がある。
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日本のペアに大きな功績を残した一人、三浦璃来が今日に至った背景を知るべく、本田氏を訪ねた。
「小柄で怖いもの知らずで、完璧主義者」
世界選手権で銅メダル獲得、ソルトレイクシティ五輪4位など日本男子の歴史にたしかな足跡を残したあと、指導者としても活動してきた本田武史は、三浦璃来が小学5年生の頃から指導にあたっていた。
「最初の印象は、やっぱり小柄な子だな、というのと、滑ったときの感じを見ても、『この子、運動神経いいんだろうな』というのはありましたね。
性格的には、怖いもの知らずというか、新しいことに挑戦するのもあまり怖がらずやっていたところはありました」
一方で、大きな課題があったという。
「ジャンプも3回転はルッツだったりループだったり、やってはいたんですけど、試合でものすごく緊張する子だったんですね。練習は絶好調でも、本番で全ミスすることもある選手でした。能力はあっても、彼女はどちらかというと完璧主義者な部分もあったので、完璧にしなければいけないという緊張感が出ていたなと思います」
緊張で力が出せないこともあり、華々しい成績を残すには至らなかった。中学1年生だった2014-2015シーズンには、近畿選手権5位、全日本ノービス選手権のノービスAでは28位の結果で終わっている。

