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低迷中の女子400mハードルに待望の新ヒロイン? ルーキーが“関東インカレ準優勝”でも「悔しい気持ちが大きい」…18歳ガードナ・レイチェル麻由の可能性
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和田悟志Satoshi Wada
photograph byTakashi Shimizu
posted2026/05/28 06:50
5月の関東インカレ400mハードルで2位に入った1年生のガードナ・レイチェル麻由。高校時代は七種競技でも全国入賞しているアスリートだ
「1個1個の練習が終わった時に、千葉さんをはじめ先輩方やコーチ陣がアドバイスをくださるので、しっかり真剣に陸上と向き合うことができています。楽しいです。最近はちゃんと練習に付いていくことができるようになって、それが自己ベストにつながったのかなと思います」
ただ、順調に滑り出したとはいえ、まだまだ進化の途中でもある。
「U20の合宿に行かせていただいた時に日本トップのコーチの方々から走りの基礎を学んで、そこで走りを見直しました。それにプラスして、早稲田の先輩方やコーチ陣にもいろいろ習っています。これからどんどん変えていって、自分に合う走り方を見つけられたらいいなと思います」
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こう話すように自身の走りを探っている最中なのだ。
日本記録は実に15年前…レベルアップのカギは?
女子400mハードルは、2011年6月に久保倉里美が55秒34の日本記録を打ち立ててから、15年の時が経とうとしている。すでに世界記録が50秒台に突入した海外との差は開くばかりだ。
この種目は、2021年から24年まで日本選手権で4連覇した山本亜美(富士通)や、昨年日本一に輝いた梅原紗月(住友電工)が日本を牽引。大学生にも瀧野未来(立命館大3年)や福岡梓音(福岡大2年)、千葉といったホープがいる。だが、日本記録はおろか、55秒台さえもなかなか見えてこないのが現状だ。ガードナとて日本記録まではまだ3秒近くの距離がある。
しかしながら、そろそろ新記録誕生を期待したい。もちろんガードナもその候補の1人に挙げたい。400mハードルに取り組み始めてまだ2年も経っていないだけに、自身の走りを完成させた時、大きく飛躍する可能性は十分にあるだろう。
「1年目はU 20世界選手権に出場するのが目標です。しっかり57秒台で走って、代表に選ばれるように頑張りたいです」
まずは今季に掲げている目標に向かって、全力で挑むつもりだ。「4年間、その先はまだ見えていないです」と口にするが、大学4年間の成長に期待したい。

