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低迷中の女子400mハードルに待望の新ヒロイン? ルーキーが“関東インカレ準優勝”でも「悔しい気持ちが大きい」…18歳ガードナ・レイチェル麻由の可能性 

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和田悟志

和田悟志Satoshi Wada

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photograph byTakashi Shimizu

posted2026/05/28 06:50

低迷中の女子400mハードルに待望の新ヒロイン? ルーキーが“関東インカレ準優勝”でも「悔しい気持ちが大きい」…18歳ガードナ・レイチェル麻由の可能性<Number Web> photograph by Takashi Shimizu

5月の関東インカレ400mハードルで2位に入った1年生のガードナ・レイチェル麻由。高校時代は七種競技でも全国入賞しているアスリートだ

 七種競技は、1日目に100mハードル、走高跳、砲丸投、200m、2日目に走幅跳、やり投、800mと、2日間にわたって7種目をこなさなければならない。この過酷な種目で、ガードナはインターハイで1年時が5位、2年時が4位と2年連続で全国入賞を果たし、大器の片鱗を覗かせた。

 しかし、高校時代のインタビューによると、投てき種目に苦手意識があったという。

高2の秋に“ヨンパー”転向…わずか半年で全国制覇

 下級生の頃から混成競技でこれほどの実績を残しながらも、高2の秋には周囲の勧めもあって400mハードルに転向した。

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 すると、この種目ですぐさまその才能が開花する。高1の時にも62秒台で走っているが本格的に取り組み始めるとめきめきと力を付けて、いきなり58秒台(58秒98)をマークした。

 高2の10月に行われたU18競技会の300mハードルでは、年上の選手をも破り、大会新記録を打ち立てて優勝。そして、高3のインターハイでは400mハードルでついに全国の頂点に立った。異例のタイムレースで行われた決勝で、58秒16と当時の自己ベストをマークし、他を寄せ付けなかった。

 昨年9月のU20東アジア選手権では初めて日本代表に選出され400mハードルで2位に入ると、10月の国民スポーツ大会でも300mハードルで優勝。

 そんな輝かしい実績を提げて、高校卒業後は、系列の法政大学ではなく早稲田大学に進んだ。進学先に早稲田を選んだ理由は「たくさんある」と言う。

「まずは、七種競技をやっていた時にすごく憧れていた林美希さん(現3年)が早稲田にいることです。あとは、早稲田はマイル(4×400mリレー)も強いので。大学でもマイルをやりたくて、全国で戦っている早稲田のマイルチームはかっこいいなと思っていました。

 練習環境もすごく整っていて、大学の施設も充実しています。今、寮生活をしているんですけど、大学から徒歩3分のところに住んでいて、その寮の環境もすごく自分に合っています。こういったことが決め手ですね」

【次ページ】 大学入学早々でも…自己ベストもマーク

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