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「W杯落選組、歴代最強では」三笘薫、守田英正、南野拓実だけでない…過去7大会と比較「選手層が厚くなったからこそ」ブラジル撃破後に森保監督は語った
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茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/05/19 06:04
三笘薫に守田英正、南野拓実……ケガや序列を理由に北中米W杯選外となったメンバーを見ても、日本代表の選手層は分厚くなったと言える
古くはカズや中村俊輔、直近では大迫勇也など、W杯メンバー発表直後に「主な落選選手」という見出しで大々的に報じられてきたが……実際に過去7大会を振り返って今回と比較すると、どうなのか? まずは2010年南アフリカ大会までの陣容を見ていく。
〈1998年フランスW杯/監督:岡田武史〉
GK:下川健一
DF:市川大祐、鈴木秀人
MF:北澤豪、前園真聖、本田泰人
FW:三浦知良、高木琢也、柳沢敦
〈2002年フランスW杯/監督:フィリップ・トルシエ〉
GK:南雄太
DF:中澤佑二、波戸康広、田中誠
MF:中村俊輔、名波浩、三浦淳宏、奥大介、伊東輝悦、本山雅志
FW:高原直泰、久保竜彦
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〈2006年ドイツW杯/監督:ジーコ〉
GK:都築龍太
DF:田中誠、三浦淳宏、村井慎二
MF:阿部勇樹、長谷部誠、松井大輔
FW:久保竜彦、鈴木隆行、佐藤寿人
〈2010年南アフリカW杯/監督:岡田武史〉
GK:西川周作
DF:栗原勇蔵、徳永悠平、槙野智章
MF:香川真司、小笠原満男、石川直宏、鈴木啓太、橋本英郎
FW:田中達也、佐藤寿人
サッカーファンにとっては懐かしい、当時のトップレベルの名前が並ぶ。一方でこの4大会、選外となったしたのはほぼ100%国内組だった。いわゆる海外組――中田英寿や小野伸二、中村俊輔に松井大輔、本田圭佑らといった面々がメンバー外となると予想した人は皆無だろう。
カタールW杯で急増した「海外組の落選」
しかし、その傾向が2014年ブラジルW杯以降、少しずつ変わり始める。以下「※マーク」は、その時点で欧州クラブに在籍していた選手である。
〈2014年ブラジルW杯/監督:アルベルト・ザッケローニ〉
GK:林卓人
DF:駒野友一、槙野智章、水本裕貴、栗原勇蔵
MF:細貝萌※、乾貴士※、南野拓実、中村憲剛、高橋秀人
FW:前田遼一、ハーフナーマイク※、 豊田陽平、李忠成
〈2018年ロシアW杯/監督:西野朗〉
GK:西川周作
DF:今野泰幸、森重真人、三竿健斗、車屋紳太郎
MF:青山敏弘、井手口陽介※、中島翔哉※
FW:浅野拓磨※、久保裕也※、小林悠
〈2022年カタールW杯/監督:森保一〉
GK:中村航輔※、大迫敬介
DF:塩谷司、昌子源、佐々木翔、植田直通※、室屋成※、菅原由勢※
MF:原口元気※、旗手怜央※、三好康児※、橋本拳人※、川辺駿※、稲垣祥
FW:大迫勇也、武藤嘉紀、古橋亨梧※、北川航也
こうして見ると、森保体制第1期だったカタールW杯から、海外組でも各ポジションで落選する選手が明らかに増えている。さらに大迫勇也をはじめ、昌子や武藤、北川といったJリーグ所属勢もヨーロッパ各国クラブでの所属経験がある選手である。
三笘、守田、南野以外の“選外メンバー”は?
そしてあらためて、今大会の選外メンバーである。

