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「山本由伸は変わらない」「105球完投の翌日に…」昨季引退の元同僚が語る“MVP右腕”の素顔とオリックス愛「弟みたいな感じ…可愛かったんで」 

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米虫紀子

米虫紀子Noriko Yonemushi

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photograph bySANKEI SHIMBUN

posted2026/05/03 11:02

「山本由伸は変わらない」「105球完投の翌日に…」昨季引退の元同僚が語る“MVP右腕”の素顔とオリックス愛「弟みたいな感じ…可愛かったんで」<Number Web> photograph by SANKEI SHIMBUN

2022年の優勝パレードで山本由伸、吉田正尚とともに手を振る佐野さん(左)

 佐野の記憶に深く刻まれているのが、山本と2人でヒーローになった2022年4月9日のロッテ戦だ。

「僕の中で、由伸と一緒にヒーローインタビューに立ちたいなという気持ちがずっとありました。同じ担当スカウトの和男さんにはお世話になったので、2人でヒーローインタビューに立っている姿を、笑顔を見せてあげたいなって。

 由伸は投げればだいたいヒーローになれるから、あとは僕の問題だった。あのロッテ戦はビジターだったので、ヒーローインタビューは由伸1人でしたけど、ああやって2人で活躍して、ヒーローになれたのは良かったなと思っています」
 

「弟みたいな感じ…可愛かったんで」

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 その試合、佐野は逆転3ランを含む3安打3打点の大活躍だったが、試合後のヒーローインタビューに呼ばれたのは山本だった。

「本当なら僕がヒーローだったんですけど、確か、由伸が何かの球団記録だったんですよ」

 記録を辿ると、山本はその試合で前年からの自身の連勝を18に伸ばし、球団新記録を樹立していた。

 そんなとてつもないエースだったが、佐野にとっては、入団した時から変わらない可愛い後輩だった。

「弟みたいな感じでしたね。なんか、あいつのために何かしてあげたいな、という気持ちになる。可愛かったんで。全然生意気でもなく、本当に嫌な部分がなかったから」

 その山本の登板を見るために、昨年10月、ワールドシリーズ第2戦が行われるブルージェイズの本拠地、トロントへ飛んだ。

【次ページ】 ロサンゼルスの自宅で食事を…

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