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「日本が最も強敵だよ」W杯同組・オランダ人記者が三笘薫の“伝説的ゴール”を目撃…日本人記者に見せた苦笑い「見出しは“ミトマの超絶ゴール”で決まりだね」 

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田嶋コウスケ

田嶋コウスケKosuke Tajima

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posted2026/04/30 17:27

「日本が最も強敵だよ」W杯同組・オランダ人記者が三笘薫の“伝説的ゴール”を目撃…日本人記者に見せた苦笑い「見出しは“ミトマの超絶ゴール”で決まりだね」<Number Web> photograph by AFLO

4月18日、トッテナム戦でスーパーゴールを決めた三笘薫。MFヒンシェルウッドも思わずハグ

「あの形のシュート練習をよくしています。ただ、練習では入らないですけど、試合では入った感じです。今、色々と取り組んでいるところが出ている。ワンチャンスで決めるのは大事なこと。そういうところを強みにしたい」

 三笘が「練習では入らないですけど」と言ったところで、記者たちが釣られて笑った。

 ただ「色々と取り組んでいるところ」との言及があったため、記者がこう返した。「パスカル・グロスが右サイドからクロスを入れました。三笘選手としては、ファーサイドに入っていくところを練習しているのか」。三笘は答えた。

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「チームとして、形のあるシュート練習をしている。そういう形が多いが、あの場面も、もう少し早く(ファーサイドに)入らないといけない。(グロスは)自分を見てくれる。本当に素晴らしいパスでした」

「チームメイトが目を合わせてくる感じ」

 もう少しこの得点について聞いた。

 筆者から「ヒュルツェラー監督はファン・バステンを引き合いに出していたが…あのゴールのことは、もともと知っていましたか。それとも得点後チェックしたのですか」と聞いてみると、サムライ戦士はこう返した。

「(あのゴールは)知ってますけど、クオリティは全然あっちの方が高いと思いますね、はい」

 三笘が「全然」の言葉に力を込めたあたりに、謙遜が感じられた。同時に、ファン・バステンのゴールへのリスペクトもにじむ。

 また、「ゴールを決めた翌日など、チームメイトから言葉をかけられたとか、そういうことはありますか」と問うと、三笘はこう話した。

「『いいゴールだったね』っていうのは言われましたけど。まあ、そんな感じですね。みんなで、テレビを見ながら、(三笘の得点シーンになると)なんか(自分に)目を合わせてくる感じですかね」

 チェルシー戦でも、開始早々にグロスのクロスボールにダイレクトで合わせてゴールに近づいた場面があった。またPA内に入り、浮き球でマーカーをかわしてシュートまで持っていったりと、三笘の動きは快調だった。

 このチェルシー戦後、ヒュルツェラー監督は、選手とスタッフにシーズン中では異例となる「5日間のオフ」を与えた。ブライトンはFA杯で敗退したため、次節のニューカッスル戦(5月2日)まで10日間空くことから、チェルシー戦の「勝利のご褒美」としてオフになった格好だ。

 なおブライトンは暫定ながらリーグ戦で6位に浮上。今季は5位までに与えられる来季欧州CL出場圏も視野に入りつつあり、このオフを追い風にさらなる躍進につなげたいところだ。

オランダ人記者「日本が最も強敵」

 ではこの一撃は、日本がW杯初戦で対戦するオランダにどう映ったのか。

【次ページ】 オランダ人記者「日本が最も強敵」

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