テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER

「あぁっ!」大谷翔平が絶叫した死球→右肩に巨大湿布…ドジャースGMが「議論しなければ」と語った“投手専念”、まさか2日後にやってくるとは 

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柳原直之(スポーツニッポン)

柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara

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photograph bySean M.Haffey/Getty Images

posted2026/05/01 06:04

「あぁっ!」大谷翔平が絶叫した死球→右肩に巨大湿布…ドジャースGMが「議論しなければ」と語った“投手専念”、まさか2日後にやってくるとは<Number Web> photograph by Sean M.Haffey/Getty Images

大谷翔平はメジャー屈指の強打者の宿命で、死球とも隣り合わせである

 その後、大谷は2日後に控えた登板に向け、ブルペンで29球の投球練習を行い調整した。前回登板後に「感覚ばかりに頼っているとズレてくる」と語ったように、投球動作を途中で中断する場面や、投球練習後に投手板に置く右足の位置を細かく確認する様子があり、微調整を行っていた。繰り返しになるが、ドジャース移籍1年目途中から、打席でもバットを地面に置き軸足の左足の“立ち位置”を決めているが、今季はマウンドでも軸足の右足の“立ち位置”をより意識し、再現性の高い投球を目指しているようだ。

 練習中にはキャッチボールを終えた山本由伸がメッツの練習場所に向かい、千賀滉大にあいさつし、旧交を温めていた。千賀は元同僚のエドウィン・ディアスとも時折、大笑いしながら、再会を喜んでいる様子だった。

151kmが右肩甲骨に直撃「あぁっ!」

 試合に入ると、大谷は思わぬアクシデントに見舞われた。

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 初回、2ストライクからの3球目だった。左腕デービッド・ピーターソンの94マイル(約151キロ)シンカーが右肩甲骨付近に直撃。早くも昨季に並ぶ今季3死球目に大谷は「あぁっ!」と絶叫。痛みを紛らわせるため一塁へ駆け足で向かった。

 これで史上4人目の3試合連続先頭弾は逃したが、日本選手最長を更新中の連続試合出塁を「47」に伸ばし、1975~76年のロン・セイに並び球団歴代4位に浮上した。

 6回の第4打席は捕手のタイムに気付かず2番手のクレイグ・キンブレルが投球モーションに入るハプニングがあり、慌てて捕手がマウンドへ駆け出し、大谷も驚き苦笑いの場面もあった。チームは継投で完封勝ち。大谷自身は死球の影響は感じさせず出場を続けたが無安打で、今季初の3試合連発も逃して小休止となった。

巨大湿布→笑顔で帰宅の大谷…思い出すGMの言葉

 試合後のクラブハウス。シャワーを浴び終えた大谷の右肩甲骨付近には10センチ四方の巨大湿布が貼られていた。

【次ページ】 投手専念…予想を大きく上回る展開が

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