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「引退するときは私も一緒」24歳の三浦璃来が明言していた“木原龍一との引退”…なぜ発表はこのタイミングだった? りくりゅう声明文で注目すべき“ある一文”
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松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph byAsami Enomoto
posted2026/04/19 11:00
引退を発表した三浦璃来と木原龍一
メッセージの中で注目すべき“ある一文”
かつて「日本人では難しい」という言葉も聞かれ、長年、苦闘を続けてきたペアにおいて、それが思い込みに過ぎないことを実証した。それとともに、ペアの魅力を伝えた。「時代を築いた」という言葉がふさわしい活躍をみせた。そして今、引退を発表した。
でも、2人の活動にピリオドが打たれるわけではない。
SNSでの引退発表のメッセージに、次の一文がある。
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「これからもペアを、日本の皆様にもっと知っていただけるよう、新しいことに2人で挑戦していきます。」
また、木原はこう話している。
「今後はペアをもっともっと日本の皆様に知っていただけるように、さまざまな活動に挑戦して、ゆくゆくは2人で指導者になれるよう、さまざまなことを勉強させていただきたいなというふうに思っています」
「日本をペア大国に」
ペアの普及は、木原の、三浦の抱いてきた思いであり願いだ。
日本のペアの現状を見渡せば、リンクなどの練習環境が整っていないこと、指導者が不足していることなど、課題はまだまだある。そこが、2人が挑むべき場所となる。
「日本をペア大国に」
その思いとともに、これからもきっと2人で取り組んでいく。競技生活からの引退を発表した日は、2人の新たな挑戦へのスタートの日でもある。

