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「ベンチ殴って骨折」杉山一樹が離脱も…“現役ドラフトの男”が覚醒「ソフトバンクで球速150キロじゃ遅い」肉体改造で激変、上茶谷大河とは何者か?

posted2026/04/14 11:02

 
「ベンチ殴って骨折」杉山一樹が離脱も…“現役ドラフトの男”が覚醒「ソフトバンクで球速150キロじゃ遅い」肉体改造で激変、上茶谷大河とは何者か?<Number Web> photograph by JIJI PRESS

ソフトバンクで覚醒中の上茶谷大河とは?(写真は肉体改造の2年前、DeNAから移籍時のもの)

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田尻耕太郎

田尻耕太郎Kotaro Tajiri

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 はじめは耳を疑った。

 昨季セーブ王の杉山一樹が4月12日に出場選手登録を抹消され、ほどなくして理由が「前日の試合後、自身の不甲斐ない投球から三塁側ベンチを殴打して左手を骨折」(球団説明)だと判明したのだ。

杉山一樹の“自傷”離脱のウラで…

 小久保裕紀監督は自身の管理責任について言及したうえで、「彼が球界を代表するクローザーに成長していく中で、信頼を築き上げるのはコツコツ地道な作業が必要で。崩すのは一瞬なんで。その事の大きさに気づいて、この先の野球人生にどういうふうに歩めるかが大事になってくると思いますね。欲望が勝ってしまったっていうのは、チームメイトからすると、やっぱり信頼が崩れることになるんで。もう一回、一から作り直しですね」(西スポWEB OTTO、4月12日配信より)と話した。

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 さらに手術を受けたことも発表された。信頼を崩すのは一瞬とは、まさにその通り。杉山自身が裏切り行為といかに向き合い、これからの日々をどう過ごしていくのか。今後改めて注視していきたいと思う。

 チームとしては守護神離脱という事態の中で臨んだこの日の試合だったが、11-7で日本ハムに勝利した。前評判ではリーグ3連覇を狙うソフトバンク以上に優勝候補として多く名前の挙がった日本ハムにこれで開幕5連勝である。

 勝利投手になったのは、3-5のビハインドだった4回裏から3番手で登板した上茶谷大河だった。

 テンポよく最初のイニングを抑えると、直後の5回表に打線が逆転してくれた。上茶谷はその後も続投して3回を無安打2奪三振2四球で無失点と文句なしの好リリーフ。自身2シーズンぶりかつソフトバンク移籍後初白星を挙げたのである。

 現役ドラフトを経てDeNAからやって来たかつてのドラフト1位右腕は今季、もともと先発ローテ枠を争っていたが、チーム事情から中継ぎに再配置転換されて開幕一軍入りした。

リリーフ陣、じつは総崩れ

 ソフトバンクはここまで10勝4敗と好発進し、2位の楽天に2.5差をつけて首位に立っているが、正直いえば「らしくない」勝ち方をしている。10勝のうち逆転勝ちが8勝(先制後に試合をひっくり返されての逆転も含む)とやけに多い。

【次ページ】 救世主になった“現役ドラフト”上茶谷

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