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「『マジか』という感じでした」社会人野球の名門・パナソニック野球部が休部…選手たちの胸中は? 35歳の新監督は「結果で恩返しするしかない」

posted2026/05/27 17:26

 
「『マジか』という感じでした」社会人野球の名門・パナソニック野球部が休部…選手たちの胸中は? 35歳の新監督は「結果で恩返しするしかない」<Number Web> photograph by Fumi Sawai

今季限りでの休部が発表されているパナソニック野球部で、最期の監督となる35歳の井上貴晴氏

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沢井史

沢井史Fumi Sawai

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Fumi Sawai

 昨年12月、数多くの人気選手をプロ球界に輩出してきた名門・パナソニック硬式野球部が、2026年シーズン限りで活動を休止することが発表された。今年で創部76年、日本選手権で2度の優勝を誇る強豪チームは、なぜ休部の道を選んだのだろうか。また、そんな会社の決断を現場の選手やスタッフはどう受け止めたのだろうか。《NumberWebレポート全2回の2回目/最初から読む》

 今季からパナソニック硬式野球部の監督に就任した井上貴晴は、昨年12月に休部報道が出るちょうど1カ月前に、その話を初めて耳にしたという。

 当時はコーチとしてチームに携わる中、パナソニックHDの楠見雄規社長とのオンラインでのやり取りの中で休部を知らされた。そして、その2週間後には監督の打診を受けた。

「『1年だけだけど、(監督を)やってくれるか』と言われました」

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 依頼を受け、すぐに引き受ける旨の返事をしたという。

監督は引き受けたが…複雑な心境も

 ただ、心境としてはもちろん複雑だった。

「よっしゃ監督やるぞ、という感じではなく、最後の1年を任された責任というか……そういうものを感じながらの始まりでした」

 井上監督は報徳学園出身。高校時代は4番打者として3年夏の甲子園で本塁打も打った左のスラッガーだった。当時のエースは近田怜王(ソフトバンク→現・京大野球部監督)。青学大を経てパナソニックに入社し、現役引退後はコーチとしてチームを支えてきた。

【次ページ】 選手は報道発表の直前に知らされ…「マジか」

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