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「印象に残ったのはナカムラ…過去にはリバプール移籍も噂された」英国ベテラン記者が明かす“今夏プレミア移籍できそうな森保ジャパンの3人”「サノはサプライズ」
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田嶋コウスケKosuke Tajima
photograph byGetty Images
posted2026/04/06 17:01
アーセナルDFベン・ホワイトを苦しめた中村敬斗(25歳)。英国ベテラン記者からも真っ先に名前があがった
「堂安も気に入った。スコットランド戦では激しいプレーで退場処分となってもおかしくなかったが、イングランド戦ではクレバーなプレーを見せた。特に後半、『ボール保持の質』と『判断力の高さ』は際立った。賢い選手だと思う。ただ堂安についても、佐野海舟と同じようにプレッシャーを受ける試合でどこまでできるか。フランクフルトでプレーしているが、プレミアリーグの激しさはまた別物だ。スカウト陣は、強豪との試合でのプレーを確認したいはずだ」
さらに、欧州ビッグクラブのバイエルン・Mでプレーする伊藤洋輝(26歳)については「ポジショニングの良さと守備のクオリティを示した」と高評価。すでにバイエルンでプレーしており実力は折り紙付きだが、プレミア勢がオファーを出しても不思議ではないとした。
また、34歳の谷口彰悟と29歳の渡辺剛のCB陣については「プレー内容は良かった」としつつ、「2人は年齢がやや高い」とし、プレミア移籍にはハードルが高いとした。
「日本に負けても恥ではない」
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ノースクロフト記者は、日本がイングランドに与えたインパクト、そして今後の展望についてこう話した。
「興味深いのは状況の変化だ。4年前であればアジア勢に負けたら“国の恥”とされていたはず。だが今は『日本が強かっただけで、負けても恥ではない』という受け止め方に変わっている。とはいえ、欠場したハリー・ケインやデクラン・ライス、ブカヨ・サカが出場していたらどうなっていたか。私の見解ではイングランドが勝っていたと思うが、それも確実ではない。
いずれにせよ、今回、日本は技術と戦術の両面でレベルの高さを見せつけた。選手のプレミア移籍という観点から言えば、“広告のような内容”だったと言える。
トランジションの速さやパスの質、判断力の高さは非常にハイレベルだった。今回の試合で、より多くのクラブが日本人選手をスカウトするようになるはずだ。さらにイングランドのスカウトは、A代表だけでなく若い世代にも目を向けるようになるだろう」
