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W杯日本代表の負傷禍は三笘薫、遠藤航だけでなく鈴木唯人も鎖骨骨折だが…“断崖絶壁の敵地”ELでカメラマンが見た「順応した頼もしさ」とは

posted2026/05/15 06:11

 
W杯日本代表の負傷禍は三笘薫、遠藤航だけでなく鈴木唯人も鎖骨骨折だが…“断崖絶壁の敵地”ELでカメラマンが見た「順応した頼もしさ」とは<Number Web> photograph by Daisuke Nakashima

鎖骨骨折が報じられたものの、負傷の程度が軽いとされる鈴木唯人。所属するフライブルクはEL決勝進出を果たした

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中島大介

中島大介Daisuke Nakashima

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Daisuke Nakashima

 日本代表MF鈴木唯人の所属するSCフライブルクが、イスタンブールで行われるヨーロッパリーグ決勝進出を決めた。ホームアンドアウェーで行われたSCブラガとの準決勝は、4月29日ポルトガルのブラガで行われた1stレグでは、試合終了間際の失点で1-2と敗戦していた。

 迎えた5月7日ホームでの2ndレグでは見事3-1の勝利を収め、トータルスコア4-3でイスタンブールへの切符を手に入れた。勝利の瞬間にはゴール裏サポーターがピッチに流れ込み、選手とファンが一体となっての祝福となった。

歓喜の裏で…日本代表MFに悲劇

 ただ残念なことに、この瞬間、ピッチには鈴木の姿はなかった。

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 1stレグでは先発出場したものの、5月3日のボルフスブルグ戦で受けたファールにより負傷交代。その後の診断で右鎖骨の骨折が判明し、2ndレグでは招集外となっていた。この報を受けた日本代表の森保一監督は、「経過を見て、ドクターに判断してもらいプレーできるのであれば選考のテーブルに乗せる」と、今夏に迫るW杯のメンバー選考に関して言及している。

 他にもW杯招集候補メンバーの中には、予選をキャプテンとして率いた遠藤航の負傷離脱、すでにリハビリ姿が公開されてはいるが主力級の南野拓実や3カ月ほどの離脱から復帰したばかりの久保建英などがおり、森保監督のマネージメント力が問われる状況の中で――さらにブライトンの三笘薫が負傷し、W杯開幕には間に合わないとの報もある。

 6月11日に開幕するW杯だが、日本代表の命運だけでなく、選手たちのサッカー人生をも左右するメンバー発表は5月15日に行なわれる。

 ここからは現地撮影取材を行った、EL準決勝1stレグのブラガ対フライブルク戦に関して写真と共に振り返っていく。

決戦の地、ポルトガル・ブラガへ

 4月29日にブラガ入りするため目指したのは、ポルトガル北西部のポルト空港。一度ポルト市内に出てから、1時間ほどのゆったりとした電車旅で目指すこともできるが、今回はポルト空港から直通のGetBusに乗車、45分ほどのバス旅でブラガを目指した。

 オンラインで事前予約したチケットは、9ユーロほどでフリーシート。カメラ機材の入ったキャリーケースをバス下の収納に預けなければならないことにやや難は感じるものの、途中停車駅は無かったので盗難リスクは低いと判断、シートピッチは広く、乗車率も4割ほどで快適だった。

【次ページ】 ゴール裏は岩肌むき出しの断崖絶壁

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