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日本代表vsブラジル涙の舞台裏…伊藤洋輝は田中碧のユニを引っ張り、鈴木彩艶もすぐボールを「サッカーに関心に持ってもらおう」とした“あるルール撤廃”

posted2026/07/07 06:00

 
日本代表vsブラジル涙の舞台裏…伊藤洋輝は田中碧のユニを引っ張り、鈴木彩艶もすぐボールを「サッカーに関心に持ってもらおう」とした“あるルール撤廃”<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

DF伊藤洋輝は北中米W杯でフィールドプレーヤー唯一となる全試合フル出場を果たした

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NumberWeb編集部

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Kiichi Matsumoto/JMPA

 FIFAワールドカップ2026、日本は決勝トーナメント1回戦でブラジル相手に逆転負けを喫した。悲劇を味わった田中碧に対して、仲間が取った振る舞いとは。取材記者が見聞きした舞台裏の凝縮版をお届けします。

 試合終了間際、痛恨の逆転ゴールを許した直後、田中碧はピッチに倒れ込んだ。しかしそんな背番号7を支えようとした仲間がいた――。

失意の田中碧に、伊藤洋輝が見せた行動

 後半終了間際の、あの2失点目・田中碧がエンドリッキからボールを奪ったあと、次のプレーに移ろうとした瞬間、エンドリッキに再びわずかに触られた。そしてボールが身体から離れたところをラヤンにカットされ、最後はマルティネッリに決められた。

「田中選手がボールを奪えなかったら、全く違う展開になっていたでしょうね」と取材記者は言う。皮肉な話だが、圧巻のボール奪取が、結果として失点につながった。

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 それでも、日本代表の面々は一瞬ピッチに膝をついたものの、すぐに前を向いた。好セーブを連発した鈴木彩艶はすぐにボールをゴールから取り出し、キャプテンマークを巻いた谷口彰悟が両手を力強く叩き続けていた。試合後、谷口はこう語っている。

「〈このまま終わってたまるか〉という気持ちもあって。みんながガクッときたのは、見たら分かった。でも絶対に諦めずに何かを起こそうと、もう一回チームを鼓舞して、点を取りに行こうとメッセージを伝えたつもりではあります」

 8年前のロシアW杯決勝トーナメント1回戦ベルギー戦では、同じ後半アディショナルタイムに決勝点を奪われた。その際の日本代表は、ほとんどの選手がすぐには立ち上がれなかったことを思えば――8年間で積み重ねたものを感じさせる一瞬だった。

落ち込む田中碧に、伊藤洋輝が

 ピッチに倒れ込んだ田中碧に対しても、仲間がその直後に“ある行動”をとっている。

「責任を感じているのだろうな」と記者が思って見ていた際、DF伊藤洋輝の振る舞いが目に飛び込んできた。

【次ページ】 選手側からの提案で撤廃された“あるルール”

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