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「ザイオン…顔を上げて頑張れ」GK鈴木彩艶に“世界最強”ブラジル守護神がハグ&神対応「“追い越せるように”と」日本代表舞台ウラを現場記者は見た

posted2026/07/01 11:03

 
「ザイオン…顔を上げて頑張れ」GK鈴木彩艶に“世界最強”ブラジル守護神がハグ&神対応「“追い越せるように”と」日本代表舞台ウラを現場記者は見た<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

ブラジル戦で2失点も好セーブを連発した鈴木彩艶。相手守護神アリソンからも熱いエールを送られた

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ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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Kiichi Matsumoto/JMPA

FIFAワールドカップ2026、日本代表は決勝トーナメント1回戦でブラジル相手に1-2で敗れた。王国撃破が一瞬近づいたように見えて、突き放された一戦。現場取材した記者が、編集部員に舞台裏を話した。〈全3回〉

彩艶ですら対応しづらいクロスを

――悔しい敗戦でしたが、敗因はどこにあるのでしょう?

「格の違いです。監督の質も選手の質も、ブラジルが上手でした。前半は1-0というスコアはもちろんのこと、内容的にも日本の狙い通りでした。ただ、後半のブラジルはビニシウス・ジュニオールを中寄りのポジションから左サイドに大きく張らせてきた。そこを起点に多くのクロスを入れる戦いに変えてきました。クロス数は前半が11本でしたが、後半はその倍以上となる25本を記録しています」(※本記事のデータはOpta提供)

――激増していますね……。

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「しかもその時、クロスを入れる選手と逆サイドにいる日本のウイングバックの所を狙ってきました。しかも、その多くがクロッサーが中を向き、ゴール方向に向かっていくような軌道のボールでした。あのような軌道のボールは、GKにとって対応しづらいです。GKは日本のベストプレーヤーの一人である鈴木彩艶選手ですが、その彼ですら対応しづらいボールを送り続けてきたわけで……」

――さすがですね。

「アンチェロッティ監督の修正力。そして、それを実行できる選手のレベルの高さ。日本は素晴らしい戦いを見せましたが、残念ながらブラジルのクオリティはさすがでした」

アリソンから「今日は良い試合をしよう」と

――試合内容の詳細については追って振り返りますが……鈴木選手には思わぬ出来事があったそうですね。

「そうなんです! ブラジルの方が試合前のウォーミングアップが先に終わったのですが、GKのアリソン・ベッカー(リバプール所属)がロッカールームへの通路の入口あたりでずっと立ち止まっていたんです。鈴木選手を待っていたようで、彼が来るとしばらく声をかけて、最後は『よろしくな!』という感じで軽いハグをしてからロッカールームへ消えていきました」

――その辺は取材できましたか?

【次ページ】 「顔を上げて、頑張れ」と

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