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「モリタだけだ…CL8強主力は」“日本代表落選”の実力者30歳MFをポルトガル名門監督も地元記者も絶賛「アヤックスの移籍オファー拒否」は評価の証明
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フランシスコ・セベ Francisco Sebe(A Bola)
photograph byCarl Recine-UEFA/Getty Images
posted2026/03/29 17:03
日本代表3月シリーズで選外となった守田英正。ポルトガル人記者が記すスポルティングでの今季リアル評とは
「今、僕は自分自身と戦っている。毎日、自分を問いただし、このシャツを誇らしく感じられるようハードワークしている。個人的な困難を抱えているなか、僕の欧州でのキャリアが始まったアソーレス諸島に戻ったことで、平静を取り戻すことができた」
同じ頃、ボルジェス監督は守田について次のように話している。
「モリタの契約が最終年を迎えているのは周知の事実だが、我々は彼の力を必要としている。チームにダイナミズムをもたらしてくれる存在で、今季も最後まで中心的な役割を担ってくれるはずだ。選手としても人間としても、彼はチームにとって重要だ。それは誰もが認めるところでもある。契約がどうなろうと、重要な選手であることに変わりはない」
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1月に移籍市場が再開すると、アヤックスから守田への獲得のオファーが届いたが、クラブはこれを拒否。換金する最後の機会に応じなかったのは、ひとえに戦力として不可欠だと考えたからだろう。
2026年に入って調子を上げてきている
本人が言う通り、守田はここから少しずつ本来の姿に立ち返っていった。今年に入ると、パフォーマンスが如実に良くなり、日を追うごとに調子を上げている。
1月には欧州王者パリ・サンジェルマンとのチャンオピオンズリーグの一戦に先発し、2-1の勝利に寄与。3月には今季のリーガで1分1敗の相手、ポルトとのポルトガル・カップ準決勝第1戦に先発し、1-0の勝利に貢献している。ボルジェス監督は強豪との重要な試合には、迷うことなく守田を先発させているのだ。
その意味でも、ボーデ/グリムトとのチャンピオンズリーグ・ラウンド16は象徴的だった。直前のリーガ第25節のブラガ戦に先発した守田は、前半に警告を受け、後半途中にアカデミー上がりの19歳ジョアン・シモエスと交代。スポルティングはその後に追いつかれて引き分けで終えたものの、4日後の敵地ノルウェーでの第1戦で守田はベンチスタートとなった。
ユルマンとシモエスの中盤はボーデ/グリムトのMFたちに圧倒され、終わってみれば、0-3と大敗。このスコアを覆すには、奇跡が必要に思えたが……。〈つづきは下の【関連記事へ】〉

