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「モリタだけだ…CL8強主力は」“日本代表落選”の実力者30歳MFをポルトガル名門監督も地元記者も絶賛「アヤックスの移籍オファー拒否」は評価の証明
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フランシスコ・セベ Francisco Sebe(A Bola)
photograph byCarl Recine-UEFA/Getty Images
posted2026/03/29 17:03
日本代表3月シリーズで選外となった守田英正。ポルトガル人記者が記すスポルティングでの今季リアル評とは
確かにここ1年ほど、守田は困難な日々を送ってきた。しつこい負傷に悩まされ、昨年3月を最後に日本代表に招集されていない。
スポルティングとの契約は今季で最終年となり、更新はされないようだ。つまり、高い確率で守田のリスボンでの生活は4年をもって終わりを迎えるはずだ。報じられている通りに、それが選手側の意向だとしたら、居心地は良くないかもしれない。しかもシーズン序盤戦からコンディションが整わず、チームに貢献するまでに時間を要したのだから。
リーグ戦の開幕から3試合は先発したものの、ナシオナルとの第3節でまたしても筋肉系の負傷に見舞われ、前半途中にピッチを後にした。右の太ももの問題は、解決までに20日以上を要すことになった。
守田とデンマーク代表MFコンビがチームの肝に
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昨季途中に就任し、チームをリーグとカップの国内2冠に導いたルイ・ボルジェス監督は、スポルティングでの初のフルシーズンとなる今季、もっとも得意とする4-2-3-1のシステムに磨きをかけようとしていた。その肝となるのが、主将のデンマーク代表MFモアテン・ユルマンと守田の中盤のコンビだと考えられていた。
重厚なアンカーの前者と、その周辺で攻撃を円滑にしつつ潜在的な危機に目を光らせる後者──共演は3年目を迎え、成熟した中盤はスポルティングが誇る最大の長所のひとつになっている。
目立つことは少なくても、全体のコントロールと連携、そしてシンプルで精確な攻撃に大きく関与する守田の不在は、強く感じられた。実際、彼が離脱した直後のFCポルト戦ではその不在が影響し、中盤で劣勢に立たされ、ホームで1-2の敗北を喫している。代役には新加入のギオルギ・コホラシュビリが起用されたが、やや荷が重いように見えた。
下部組織出身のセントラルMFダニエル・ブラガンサも今年1月半ばまで負傷で長期離脱しており、中盤の層は薄くなっていたが、指揮官は守田が復帰した後も無理をさせることなく、怪我が再発しないよう出場時間を制限していた。
アヤックスからのオファーもクラブが拒否
11月8日のサンタ・クララとのリーガ第11節に守田は57分から出場し、2-1の逆転勝利に寄与。古巣との一戦の翌日、彼は自身のソーシャルメディアにこう記している。
