オリンピックへの道BACK NUMBER
「10年後、20年後に…」木原龍一がじつは語っていた“壮大な夢”…「指導者不足」「シングルとの格差」りくりゅう以前、日本ペアが勝てなかった“2つの理由”
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph byAFLO
posted2026/03/09 06:00
年間グランドスラムを達成した2024年世界選手権での三浦璃来と木原龍一
「僕たちは変わらず、走り続けます」
自身が全力で打ち込むからこそ、ペアの地位を、環境を、認知度を向上させたいと努めてきた。その歩みがこれからも変わりないことを示す姿は、4年前、2022年の北京五輪の個人戦で7位と日本史上初のペアでの入賞を果たしたあとの木原の言葉を思い起こさせる。
「もし今回テレビを観てくださって、少しでもペアに興味を持ってくれた子たちがペアに挑戦してくれたら、ほんとうに僕たちが今頑張っていることというのが報われるのかな、と思います。ただ、ここで終わってしまったら、また今までの日本のペアと一緒なので。僕たちはまだまだ走り続ける予定なので、僕たちが頑張れば必ずいろいろな方が観てくださって挑戦してみようという子が出てくると思います」
そして付け加えた。
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「僕たちは変わらず、走り続けます」
北京の前も、北京のあとも、走り続けた。「いつかペア大国になる日を」――これからも、2人は走り続ける。
