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「心臓が止まるかと思いました」五輪直前りくりゅうペアを襲った“ある試練”…引退発表でも「揺るがぬ信頼関係」の理由は?「乗り越えてきた壁は多い」
posted2026/04/21 11:03
引退を発表した木原龍一と三浦璃来の「りくりゅうペア」。実は五輪前の日本選手権ではアクシデントにも見舞われていた
text by

野口美惠Yoshie Noguchi
photograph by
Asami Enomoto
競技からの引退を発表した三浦璃来と木原龍一の「りくりゅう」ペア。声明文と、これまで語ってきた言葉には、常に互いへの深い信頼が込められていた。最後の晴れ舞台となったミラノ・コルティナ五輪前、2人に訪れていた試練とは。《全2回の1回目/つづきを読む》(初出:Number1137・1138号/2026年2月5日発売 肩書などはすべて当時)
全日本選手権での「アクシデント」
ミラノ・コルティナ五輪の最終選考となる全日本選手権のショート、その6分間練習でハプニングは起きた。
「スロージャンプの助走に入った時につまずいて、その拍子に左肩の一番弱い角度に力が加わってしまい、外れてしまいました」(三浦璃来)
手を繋いでいた木原龍一も言う。
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「『え、これで抜けたの?』という感じで、心臓が止まるかと思いました。予想していなかったので瞬時に対応できませんでした」
三浦は6分間練習を切り上げ、リンクサイドにいたトレーナーのもとへ行った。
「信頼しているトレーナーさんがいてくださったので、脱臼した肩を入れ直してもらいました」
2022年夏の古傷。再発防止のトレーニングは入念に行っていたはずだった。
「結構気をつけていたので、今季初めての脱臼です」(三浦)

